昨日の毎日新聞に、「40ダム直下に活断層」との記事が掲載されました。
報道によると、芝浦工大のチームが、国内のダムと活断層の位置データを照合した結果、40ダムでせき止め部分やダム湖の直下を活断層が取っていることが分かったそうです。
報道には、「直下に活断層があると疑われる40ダムの分布」の図がありました。この図を見ると山口県内に1ヶ所そのダムがあります。
私が土木建築部に確認をしたところ、毎日新聞からこの問題で取材を受けたダムは、佐波川ダムだということでした。
佐波川ダムによってせき止められてできた人工湖が大原湖です。
20年3月作成の「山口県地震被害想定調査報告書」の断層位置図を見ますと、大原湖断層(長さ22キロ)という断層があります。
私は、県担当者に①大原湖断層と佐波川ダムのせき止め部分との位置関係②佐波川ダムの構造や耐震性③佐波川ダムの決壊を想定した浸水想定の有無などを照会しています。
詳しい内容が判れば、後日、本ブログで報告したいと思います。
この記事を見た県民から県庁に問い合わせが来ているそうです。
県民の命を守る観点から、県は、この記事に基づく必要な検証を行い、必要な対策を講じるべきだと思い、必要な発言を行いたいと考えています。
皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
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