私は、2日に一般質問で登壇しました。今日は、柳井地域の高すぎる水道料金について報告します。
9月時点、水道料金県平均3283円に対し、柳井市5137円、周防大島町4820円、田布施町5130円、平生町5130円と県内で最も高いのが柳井地域です。
県が公表した「令和5年度版山口県の水道の現況」に事業主体ごとの経常的経費に占める受水費の割合が示されています。県平均6.05%に対し、柳井市52.15%、周防大島町43.16%、田布施・平生水道356.68%です。柳井地域の水道料金が高い要因は、広域水道企業団からの高い水を買わされ、受水費が増嵩しているからです。
1982年、柳井地区広域水道促進協議会会著と県副知事が、協議会の要望事項に対する県の回答要旨確認書を交わし、協議会からの「水価の軽減措置を配慮していただきたい」との要望に、県は「全県的に見て、柳井地域のみが特別高い水とならないよう配慮する」と回答しています。
私は、「柳井地域の水道料金は特別高い水になっているが、県の見解を尋ねる。県は、柳井地域の事業者への補助を増額すべきだ」と質しました。
山本環境生活部長は「柳井地域の水道料金は、弥栄ダムからの遠距離導水等により高料金となっていることから、県では、1市4町の水道料金の上昇抑制を通じて、県内の料金格差の拡大を押さえることを目的に、必要な支援を行っている。また、各市町から、県による水道料金安定化対策に係る支援の継続について要望が行われていることを踏まえ、現行の補助制度を適切に運用しているところだ」と答えました。
柳井地域のみが特別高い水となっています。引き続き、県の補助制度の拡充を求めていきたいと思います。
この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせください。
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