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陸自オスプレイが徳島空港に緊急着陸 全国でトラブルが続いています

 29日、しんぶん赤旗日刊紙は、佐賀空港に配備された陸自のオスプレイについて次のように報じました。
 「防衛省が佐賀空港(佐賀市)に陸上自衛隊のV22オスプレイ配備を強行している問題で28日、千葉県・木更津駐屯地から移駐のため佐賀空港に向かっていたオスプレイが、徳島空港(徳島県松茂町)に緊急着陸したことが分かりました。このオスプレイは、28日朝、佐賀空港に向けて木更津駐屯地を出発した2機のうちの1機で、四国の山間部を飛行中に徳島空港方面に引き返したとみられ、午後0時26分に徳島空港に着陸し、午後3時25分ごろ同空港を着陸して再び佐賀空港へ向かいました。徳島県の担当者によると、中国四国防衛局から着陸の通知があったのは、事後連絡となる午後1時で、『点検をうながす注意灯が点灯した。機体に損傷等はなかった』との説明があったとのことです。佐賀駐屯地の担当者は本紙の取材に徳島空港に着陸したことは認めたものの、着陸した理由は回答しませんでした。V22オスプレイは28日までに全17機のうち13機の移駐が完了。同日には佐賀空港で飛行訓練を開始しました。」
 私は、6月県議会の総務企画委員会の二日目の審議で、オスプレイの問題を取り上げました。
 2月県議会で、井原議員が、オスプレイについて、昨年12月20日に発出された米海軍航空システム司令官の指示では「飛行時間が一定時間に達していいない機体については運用再開を認める」とされている、一定の飛行時間や追加の安全対策とは何か質しました。田中総務部理事は「国からは、一定の飛行時間及び追加的な措置の内容等については、米側より運用保安上の理由で公表できないとされていると説明を受けおり、県としては、その内容を承知していない」と答えました。
 私は、「現時点でも県は、承知していないのか」と質しました。
 古谷基地対策室次長は「現時点でも、承知していない」と答えました。
 基地の基本姿勢として、十分な安心・安全対策が講じられると認められない場合は、これを容認できないというものがあります。
 私は、「米側の運用保全上の理由で公表できないとして、オスプレイの安全対策について、十分な安心・安全対策が講じられていると認められない状況だ。オスプレイの運用は容認できないと国に物の申し時だ。」と質しました。
 山口県同様、全国の関係者が、オスプレイ飛行再開時に、どのような安全対策が講じられたのかの情報が米側から公開されていない状況だと思います。陸自のオスプレイの安全対策はどうなっているのでしょうか。
 先日は、岩手県の花巻空港に、今回は、徳島空港にオスプレイが不時着しました。
 トラブル続きのオスプレイの飛行を再度中止することも検討すべきではないでしょうか。

 陸自はオスプレイのトラブルの原因を国民に説明すべきです。

 オスプレイのトラブルが全国で相次いでいます。
 この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせください。

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