議員日誌

一般質問で登壇

 本日、一般質問で登壇しました。

 多くの問題で前進がありましたので報告します。

 第一は、米軍再編問題です。

 まず、愛宕山を国に売却する際に、「艦載機部隊の先行移駐を認めない」ことを担保するための確認書についてです。

 私は、愛宕山の国への売却は認められないと主張した上で、建築基準法や都市計画法に関する県や岩国市が保有する権限を留保することもあり得ることを確認書に明記すべと質しました。

 二井知事は、「どこまで盛り込めるか分からないが、検討はしてみたい」と答えました。

 次に国体についてです。

 私は、国体改革に向けて、都道府県対抗方式を見直すよう国や日本体育協会に提言すべきだと質しました。

 二井知事は、「これまで、日本体育協会に都道府県対抗方式から競技別対抗方式に変更するよう発言したことがある。今後も折を見て発言したい」と答えました。

 次に、原発災害への対応についてです。

 私は、伊方原発が立地している愛媛県と情報提供などの確認書を大分県同様、県としても交わすべきだと質しました。

 平尾総務部長は、「愛媛県と確認書締結に向けて事務的な調整を行っている」と答えました。

 次に、オオサンショウウオの保護方針についてです。

 私の質問の中で、岩国市がオオサンショウウオの調査に関する組織づくりやその方法を検証することを検討していること、国の天然記念物再生事業費補助の採択を検討していることが明らかになりました。

 その上で、田辺教育長は、「国の補助採択を岩国市が目指す場合、県としても必要な補助を検討したい」と答えました。

 次に、下松市で発生した虐待死亡事案についてです。

 渡辺健康福祉部長は、「死亡事案検証委員会を設置する」と答えました。

 次に、県立学校における100時間を越えた教員の人数と産業医への面接の人数についてです。

 田辺教育長は、「今年9月の調査で、県立学校教職員(対象約3200人)の100時間を越えた教員の人数が322名だった。昨年度産業医の面接を受けた職員は1名だった。」と答えました。

 次に、校長選考試験についてです。

 私は、管理職研修会での課題問題の得点を校長選考の重要な材料にしていることを認め、このことを所属長に周知すべきと質しました。

 田辺教育長は、「指摘の内容を、11月7日に、『公立学校校長候補者選考試験について』という文書で所属長に発出した」と答えました。

 今後も県政全般に対する皆さんのご意見をお寄せ下さい。

 さあ、来週からの委員会審議に向けて準備スタートです。

 

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