中島みゆきの38枚目のオリジナルアルバムがリリースされ、数日前から車の中で聴いています。
「真夜中の動物園」から1年ぶりのリリースです。前作のアルバムは、少し迷いのようなものを感じてしまいましたが、今回のアルバムは、どの曲もキリッとしたものばかりでした。
これも、3・11を受け、中島さんの人間賛歌に磨きがかかったからかなあと勝手に解釈しています。
1曲目の「荒野より」は、ドラマ南極大陸のテーマ曲です。3曲目のBA-NA-NAは、中島さんならではの世界や時代を大きく歌うものです。
「強い国の民を 真似ては及ばす」「強い国の民に 混じって混じらず」の歌詞に鋭さを感じました。
5曲目の「鶺鴒」は、美しい和歌を曲にしたようでした。
「永遠に在れ空よ 永遠に在れ国よ 人は永遠に在らねど 咲き継がれよ心」の詞は、大震災と福島原発事故を受けた日本に向けたものと受け止めました。
最後の曲の「走」は、来春の民放の時代劇のテーマ曲になるそうです。
冒頭の「風向きは変わり続けている 掌は返り続けている」から続く詞は、今の政治そのものを衝いているように受け止めました。
中島さん特有の時代を太く歌う歌詞と声に、勇気を与えられました。
来る11月県議会は、「荒野より」を聴きながら乗り切ります。
中島みゆきファンの皆さん感想をお聞かせ下さい。
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