議員日誌

日本共産党宇部市議団市議会・市政報告会が行われる

 本日、宇部市男女共同参画センター「フォー・ユー」で日本共産党宇部市議団市議会・市政報告会が行われ、私も発言を行いました。

 荒川市議からは、宇部市の平成22年度決算の状況が報告されました。平成22年度宇部市は、実質収支が約11億6千万円の黒字となっています。

 また、財政調整基金の積立額は、約12億8千万円となり、前年度比220.5%でした。

 荒川市議は、「このような財政状況になったのは、宇部市が428事業の予算をカットしたことが主な理由だ」「カットした事業の中には、PTAや敬老会行事など市民生活に密着したものが多数含めまれている」「必要以上に歳出抑制をするのではなく、必要な市民向け事業はしっかり行うべきだ」と語りました。

 岡本市議は、宇部市で取り組まれている「市営住宅ストック総合活用計画」の状況について報告しました。

 宇部市はこの計画で市営住宅の建替えや改善事業を行っています。岡本市議は、「西岐波団地は、360戸の計画で今年度までの進ちょく率は60%にとどまっている」「昨年10月に東山住宅で応募倍率51倍になった募集があるなど、市営住宅は不足している」「西岐波団地は、150haの内、80haのは市営住宅を建設する計画になっていないが、この団地の取り扱いを含めて、貧困化が進むなか、市営住宅を増やすことを宇部市に求めている」と報告しました。

 真鍋市議は、介護保険について報告しました。真鍋市議は、「要支援の方々が介護予防でサービスを受けている事業が、法改正で介護保険財源から支出されない方向となったが、サービス低下にならないように監視していきたい」「宇部市の北部地域で、包括支援センターの外部委託が行われる。これによってもサービスが低下しないように監視していきたい」と語りました。

 時田市議は、宇部市の中学校教科書採択問題を取り上げました。10月1日に明らかになった宇部市における中学校歴史教科書は、「靖国派」が薦める教科書は、採択されませんでした。

 時田市議は、「宇部市議会でも『靖国派教科書』を採択しなかった教育委員会を批判する声が高まっている。運動を高めて子どもたちにとっての教科書が採択される環境を宇部市で整えていくことが重要だ」と語りました。

 私は、原発問題を中心に報告しました。

 会計検査院が原発立地地域に支給している「周辺地域整備資金」について、上関原発を含めて現時点で着工していない地域への支出を見直すよう経済産業省に要請した問題について、私は、「上関町においても、原発財源に頼らない街づくりをすすめることが急務となった」と報告しました。

 また、県振興財団が保有する4950万株の中電株の内、2200万株(約360億円)を売却する方向で検討に入ったとの報道があった問題について、私は、「中電株を売却する時期を見極める必要があるが、中国電力と山口県の関係の健全化、山口県の財政健全化のために、やむを得ない対応ではないか」とコメントしました。

 皆さんの周りでも市政・県政報告会を開いていただけないでしょうか。希望者は私にご一報下さい。

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 日本共産党宇部市議団報告会で報告する私

 

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