ブログ

「宇部西高の24年度生徒募集停止は性急」との意見相次ぐ

 27日、2024年度の宇部西高校の生徒募集停止などを盛り込んだ県立高校再編整備計画の前期実施計画素案に関連し、宇部市内で、県教育委員会の説明会が行われました。

 説明会で挨拶する梅田高校教育課長(起立してマイクを握る男性)

 説明会の内容を山口新聞は次のように報じました。
 「県教育委員会は27日、2024年度の宇部西高校の生徒募集停止などを盛り込んだ県立高校再編整備計画の前期実施計画素案に関連し、宇部市内で地域説明会を開いた。地元住民や教職員、中学生ら約80人が参加し、『統合も分校化もなく、いきなり募集停止は性急すぎる』など厳しい意見が相次いだ。県教委の担当者は、望ましい学校規模が1学年4~8学級に対し同校は3学級で、総合学科は農業や家庭、福祉、普通の系列があるなど選択幅が広く、再編統合には『ある程度の学校規模が必要』とし、施設設備の状況や交通の利便性なども検討した結果、再編統合は困難と判断したと説明。農業系列は山口農業高(山口市)に機能継承する考えを示した。参加者からは『卒業生に県内就職者が多く、これだけ地元に貢献している学校はない』『子どもたちの将来の選択肢を狭める』『県立高校将来構想にある(特色のある学校づくりの推進)と宇部西高の廃校は矛盾している』などと計画の白紙撤回を求める意見が上ったほか、『進学を考えている生徒にどう進路指導すれば良いか』と現役教諭の困惑する声もあった。県教委側は『生徒数が急激に減少する中、より質の高い教育を提供するためには積極的に対応していく必要がある』などと理解を求めた。県教委は、実施中のパブリックコメントや説明会の意見を参考に、前期実施計画を策定する。同校は1918(大正7)年、宇部村立宇部実業補習学校として開校。80年に宇部西高に変更、98年に県内高校で初めて総合学科を設置。県教委によると、現在の定員は1学年3学級105人。名目志願倍率は20年度1・1倍、21年度0・8倍、22年度0・7倍で、定員365人に対し242人が在籍している。」

 私も説明会に参加し、発言しました。

 説明会の最後に、「再度、説明会を開いてほしい」との要望が出され、梅田課長は、再度、説明会を開催することを了解しました。

 再度の説明会の日程が決まれば、報告します。

トラックバック

コメントはまだありません

No comments yet.

コメント

コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。

メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。