昨日、NHK山口放送局は、公共工事をめぐる情報を提供する見返りに、山口県の幹部職員が業者から商品券を受け取ったとして、広島県警が、この幹部を書類送検したと次のように報じました。
「公共工事をめぐる情報を提供する見返りに、山口県の幹部職員が業者から商品券9万円文を受け取ったとして、広島県警察本部は9日、この幹部職員を収賄の疑いで書類送検しました。書類送検されたのは、山口県土木建築部に勤務する50代の幹部職員です。警察によりますと、この幹部職員は山口県の公共工事で使われる資材価格の情報を山口県内の土木工事会社の元代表取締役に提供する見返りに、去年までの5年間にわたり共通の知人を介して商品券9万円分を受け取ったとして、収賄の疑いが持たれています。捜査関係者によりますと、東広島市の元職員の有罪判決が確定した贈収賄事件をめぐる捜査の過程で、山口県の公共工事で使われる資材価格の情報の流出を把握し捜査を進めていたということです。警察は商品券を贈ったとされる山口県内の土木工事会社の元代表取締役と、仲介したとされる共通の知人についても贈賄の疑いで書類送検しました。警察は3人の認否について、捜査に支障があるとして明らかにしていません。県の幹部職員が捜査を受けていることについて、取材に応じた山口県の村岡知事は、『現在、捜査中なので、内容について申し上げることができないが、もし報道されていることが事実であれば、まったくあるまじきことであり、大変遺憾だ』と述べました。その上で、『法令を遵守して公平な行政を行うことは、県民の皆様の県政に対する信頼の基礎となる部分だ。今回の件については事実関係を把握して厳正に対処したい』と述べました。」
昨日のブログで報告した通り、昨年10月の衆院選の際、林芳正外相の後援会に入会するよう部下を勧誘したとして、小松前副知事が公選法違反の罪で略式起訴され、小松前副知事が辞職しました。
そして、今回の県幹部職員が収賄容疑で書類送検されました。
今、山口県庁組織のコンプライアンスの低下が顕著です。
日本共産党県議団として、これら事案の動向を注視しつつ、必要な発言を行っていきたいと思います。
県幹部職員が収賄容疑で書類送検されました。この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
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