1日、NHK山口放送局は、2月の新型コロナの感染状況について次のように報じました。
「先月、県内で発表された新型コロナウイルス感染者数は7838人、死亡した人は29人と、月間ではいずれも過去最多となりました。県はオミクロン株によって感染者が急増したことが要因だとみて、感染対策の徹底を呼びかけています。先月の1カ月間に県内で発表された新型コロナウイルス感染者数は7838人で、これまでに最も多かった今年1月より485人増えて過去最多になりました。また、新型コロナウイルスに感染しその後死亡した人は29人で、これまでで最も多かった昨年1月と5月の18人を大幅に上回り、死者も過去最多になりました。死亡した29人を年齢別にみますと、▼90代が13人で最も多く、次いで▼70代が5人、▼80代が4人などとなっています。また、死亡した人たちは、高血圧や糖尿病、それに、がんなどの基礎疾患があったということです。一方、先月は、感染者の集団=クラスターの発生件数も53件と過去最多になり、このうち▼高齢者施設が20件、▼医療機関が11件で医療や福祉施設が半数以上を占めています。県は、感染者と死者が過去最多になったのはオミクロン株によって感染者が急増したことが要因だと見ていて、県健康増進課は『家庭内感染が多く発生している。密を避けたり手洗いを徹底したりするなど、感染対策を徹底してほしい』と話しています。」
今朝のしんぶん赤旗日刊紙は、「とくほう・特報」で「コロナ死者最悪 背景は」と題して特集記事を掲載しました。
しんぶん赤旗日刊紙は、コロナ死者最悪の背景は、高齢者施設でのクラスター急増があると指摘して次のように書いています。
「コロナ病床がひっ迫するなか、国や自治体が感染制御を施設任せにしたまま患者を施設内に留め置き、感染拡大を招いています。」
NHKが報道するように2月の死者が過去最多になったことと、2月に高齢者施設で20件クラスターが発生していることとの因果関係を解明しなければなりません。
クラスターが発生した施設で入院が必要な患者さんが施設に留め置かれ亡くなったケースはないのか検証しなければならないと今朝のしんぶん赤旗の記事を読みながら感じました。
昨日、3月1日の県内の陽性患者数は281名でした。
火曜日を遡ってみます。
2月8日(火)は373人、2月15日(火)342人、2月22日(火)247人と減少傾向でした。
しかし、3月1日が281名ですから、先週の火曜日より昨日は、34人増えています。
県内の患者数の減少傾向が鈍化していることは確かだと思います。
この辺りも注視していきたいと思います。
2月の患者数、死者数が1月では過去最多でした。
この状況に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
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