議員日誌

内閣不信任案否決

 菅内閣に対する不信任決議案は、本日、衆議院本会議場で採択され、反対多数で否決されました。

 日本共産党は、棄権しました。

 志位委員長は、昨夜の記者会見で、野党党首会談で、不信任案が可決された場合どういう展望を持っているのかと問いただしたのに対し、谷垣自民党総裁が「確たる展望がない」と答えたことをあげ、「展望がないということは、混乱が起こることを認めたに等しいものだ。党首会談をつうじて、自公の動きは党略的であり無責任だということがいよいよ明瞭になった。不信任案に賛成すると、自公の党略的・無責任な動きに結果として手を貸すことになる。これだけの危機的状況(大震災・原発事故)が続くもとで、賛成する態度はとれない」と述べました。同時に、「菅政権に対して信任できないという私たちの政治的評価はいささかも変わっていないから、反対することもしない」と強調。「選択肢として棄権するという対応でのぞみたい」と述べました。

 私も妥当な判断だと思います。

 国難を前に党利党略で国会を混乱させてはなりません。日本共産党は、第二次補正予算に、被災地救済策が十二分に確保されるよう、原発事故が早期に収束されるよう、国会内外で力を尽くします。

 内閣不信任案に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

トラックバック

コメントはまだありません

No comments yet.

コメント

コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。

メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。