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すべての高校生と教職員(約4万人)対象にPCR検査実施へ

 昨日、NHK山口放送局は、村岡知事が記者会見で、すべての高校生と教職員対象にPCR検査を行うことを明らかにしたと次のように報じました。
 「山口県は、高校生が安心して学校生活を送られる環境を整えようと、全国で初めて、県内すべての高校の生徒と教職員を対象にした新型コロナウイルスの無料検査制度を設けることになりました。これは、11日、山口県の村岡知事が発表しました。新たに設ける新型コロナウイルス検査制度は、県内すべての高校の生徒と教職員が対象で、希望する人は無料でPCR検査を受けられます。検査は、各高校に配布した検査キットで採取して民間の検査業者に送る仕組みで、県内の高校生と教職員合わせておよそ4万人のうち、希望する人は来月上旬までに検査を行う予定です。また、検査を受けたあとでも、必要に応じて検査を受けることができるということで、県は、学校行事や部活動の大会への参加など、生徒たちが安心して学校生活を送れる環境を整えたいとしています。県によりますと、すべての高校を対象にした無料の検査制度は、全国で初めてだということで、山口県の村岡知事は、『高校時代にしか得られない学びや経験があると思う。生徒たちが安心できる環境を確保していきたい』と話しています。」
 日本共産党県委員会と県議団は、昨年8月7日に村岡知事への「新型コロナ対策の抜本的強化を求める緊急申し入れ(第4次)で「医療機関、介護施設、福祉施設、保育園、幼稚園、学校など、集団感染によるリスクが高い施設に勤務する職員、出入り業者への定期的なPCR検査等を実施する」ことを求めました。
 今回、県内の高等学校において、生徒・職員約4万人へ一斉検査などが行われることは、妥当なものだと思います。
 その上で、県内では、6月までを目途に、6市で、高齢者施設等の従業者への一斉検査が行われていますが、この規模を全域にし、回数を増やすことや、一斉検査の対象を福祉施設、保育園、幼稚園、小中学校などにも拡大することを引き続き知事に求めていきたいと思います。
 昨日、知事が記者会見で明らかにした高校生等へのPCR検査の概要は次の通りです。
 ①一斉検査
 期間=2021年5月中旬~6月上旬
 対象=県内高等学校等 生徒・教職員 約4万人
    (県立62校、市立高校1校、私立23校)
 方法=唾液採取PCR検査キット
    ※本人・保護者の同意を得て実施(任意)
 ②随時検査
 期間=一斉検査終了後~2022年3月
 対象=〇県外との往来を伴う学校行事・大会 等
    〇県外出身寮生の帰省
     →帰県後にPCR検査
    〇県内での校外行事・大会 等
     →事前にPCR検査
 県教委は、これらを実施するために、学校管理職や養護教諭や体育・文化団体の関係者などを対象に、感染症に係る最新情報等の提供を行う臨時研修会を開催するとしています。
 山口県で、高校生と教職員約4万人を対象に、一斉検査などが行われることになりました。
 この点に関する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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