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第92回宇部地域メーデーで挨拶

 昨日、第92回宇部地域メーデーに参加し、日本共産党を代表して挨拶いたしました。

      昨日の第92回宇部地域メーデーで挨拶をする私

 挨拶の要旨は以下の通りです。

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 第92回宇部地域メーデーにご参加の皆さん、日本共産党県議の藤本です。昨日、山口県労働局は、昨年度、山口県の雇用情勢を公表しました。昨年度平均の有効求人倍率は1.24倍で、前年度より0.32ポイント低下です。これは、2009年度のリーマンショック以来の落ち込みで、山口労働局は「新型コロナの影響に注意が必要」としています。
コロナを口実にした賃金カット、解雇・雇止めの中でのメーデー。今こそ「自助」ではなく、労働者の命を守る政治の実現が求められます。
 25日投票の衆議院北海道2区、参議院長野選挙補欠選挙、参議院広島選挙区の再選挙で、全て野党統一候補が勝利し希望がわきました。この結果は、「政治とカネ」の問題で反省がなく、新型コロナウイルス感染症対応で無為無策の菅政権へ労働者と国民の厳しい審判が下った結果です。
 感染者が増え、新型コロナ感染症対策は重要です。山口県でも変異株の割合が78%となり、病床使用率も37.9%と逼迫してきています。
 このような中、東京オリンピック・パラリンピック開催のために、大会組織委員会が30カ所の病院と、500人の看護師確保を関係機関に要請していることが明らかになりました。
 東京では、1日の感染者数が1000人を超え、小池知事は、「東京に来ないで」と言います。それほど、医療体制がひっ迫しているのに3下が月後にはオリンピック・パラリンピックのために「東京に来て」と言うのでしょうか。中川日本医師会会長は東京五輪への医療従事者の派遣について、「ワクチン接種でも看護師不足と言われる時に、どうなるんだという感じだ」と発言しましたがその通りです。
 新型コロナウイルス感染症を収束させるために五輪中止の決断をすべきです。それが出来ない菅政権に退陣を求めていきましょう。
 今年は、秋までに、総選挙が行われます。3選挙区での勝利を力に、宇部地域でも市民と野党の共闘を広げ、山口3区で野党候補を勝利させましょう。メーデーの成功で、国民不在の政治を刷新してまいりましょう。
 チラシの通り、全県で、市民と野党の合同街宣が行われます。5月29日は宇部・小野田地域です。お近くの合同街宣にご参加下さい。

・・・

 宇部市内で、この間、新しい労働組合が結成されたことに勇気をいただきました。

 一方で、報告された内容の深刻さに驚かされました。

 今こそ、労働組合の結成と各職場で求められていることを痛感しました。

 県内でも雇用状況は深刻です。働く皆さんの雇用安定のために発言してまいります。

 皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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