阿武町で風力発電事業計画を進めるに日立サスティナブルエナジー(株)(以下、日立エナジー)は、4月21日、阿武町町民センターで環境影響評価方法書の住民説明会を開催しました。参加者から、施設の建設で豊かな自然が損なわれるのではないとの疑問が相次いで出されました。地元住民とどのような合意形成を図ろうとしているのかとの質問に対し、担当者は、「8.5キロ圏内の全ての住民との合意形成を図りたい」と述べました。
日立エナジーは、環境影響評価方法書にたいする住民説明会を合計6回開催し、5月14日まで、意見書の受付を行っています。
阿武町風力発電所建設計画を考える会など3団体は、「阿武町風力発電事業計画の中止を求める」署名に取り組んでおり、住民説明会後475筆の署名を日立エナジーの担当者に手渡しました。
更に、3団体は、同日、日立エナジーに対して「奈古断層の直上に建設予定の巨大風車についての安全性の立証」など7項目にわたる公開質問状を5月6日までの回答期限として提出しました。
公開質問状を手渡す浅野容子阿武町風力発電所建設計画を考える会代表(手前から私、宮内議員、浅野代表)
これらの行動に、日本共産党から藤本一規県議、宮内欣二萩市議、米津高明阿武支部長らが参加しました。
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