議員日誌

弥勒の月

 選挙後、あさのあつこさんの本にはまっています。

 今、読み始めたのが、「弥勒の月」。彼女初めての時代小説です。

 文庫の解説が児玉清さん。児玉さん解説の本が面白くないはずがありません。

 この本を「滅茶面白く、なお且つ読む物の肺腑を鋭い刃物で抉るかのごとく、人間とは、男とは、女とは、人生とは、そして生きるとはなんたるかをズシンと胸に響く言葉で教えてくれる」と評しています。

 あさのさんが時代小説を書くきっかとなったのは藤沢周平の作品に魅せられたからとも書かれています。

 児玉さんは、「火の玉投手の投げたファイアーボールをキャッチャーである読者のあなたはどう受けとめるのか。まともに受けとめられるのか、掴みそこねるのか、それともあまりの熱き剛速球に思わずのけぞるのか、はたまた後逸してしまうのか、」と読者に問うています。

 私が読み終わってどうだったのか、後日のブログをお楽しみに。

 続編「夜叉桜」も発刊されているのですから、連休へ向けて、このシリーズで決まりです。

 あさのあつこファンの皆さんどの作品が好きですか。感想をお聞かせください。

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