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カリフォルニア州で墜落したF-35Bはかつて岩国基地所属機

 昨日、中国四国防衛局から県と岩国市に、米国カリフォルニア州で発生した米海兵隊F-35Bの墜落事故について、追加の情報提供がありました。

 内容は以下の通りです。

 〇墜落したF-35Bは、かつて在日米海兵隊岩国基地所属であったが、事故当時は岩国基地には所属していなかった。

 〇事故当時、F-35Bは在日米海兵隊の下で運用されておらず、またパイロットは岩国基地の所属ではなかった。

 〇事故原因は、引き続き調査中。

 〇今回の事故は、空中給油中の事故であると承知しており、防衛省として、直ちにF-35Bの機体そのものの安全性に疑念が生じるものではないものと認識している。

 この報告を受けた県も市も、今回の機種更新に対する「理解する」との立場が変わるものではないと考えているとのコメントは発表しています。

 しかし、事故機と岩国基地所属機が同型機であるということと、かつて岩国基地所属機であったとういうことは、全く違う、新たな事実です。

 事故を起こした戦闘機がかつて岩国基地に配備されていたという事実は重大です。

 事故原因が解明されない状態で、岩国基地にF-35Bが配備されており、これから追加配備されようとしている。県と岩国市は、追加配備に、墜落事故後も、そして、事故機がかつて岩国基地所属機であったという事実が判明した後も「理解する」との立場を変更しないことは重大です。

 先日、本ブログで報告した通り、日本共産党県委員会と県議団は、10月2日、県知事に対し次の要請を行っています。

 ①F-35Bについては、追加配備はもとより、現在、駐留している16機も米国内基地に移駐するよう求める。

 ②少なくとも、今回の事故についての最終的な事故報告書が提出され、再発防止策が講じられるまで、追加配備は容認せず、現在、駐留しているF-35Bの訓練は中止するよう求める。

 事故機がかつて岩国基地に所属していた事実が明らかになった今、改めて、県が、上記の二つの立場に立ち、日米両政府に対処することを再度要請するものです。

 カリフォルニア州で墜落したF-35Bは、かつて岩国基地に所属していました。

 この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

 

 

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