今日も、7月1日に私が行った6月県議会一般質問の内容を報告します。
6月17日、行財政改革統括本部会議は、行財政構造改革を一時凍結することを決めました。
私は、これを評価した上で、4点質問しました。
第一は、総人件費削減の一時凍結に関してです。
本部会議では、「保健所などの体制強化など、新型コロナウイルス対策に最優先の職員配置を行う」としました。
私は、コロナ感染が拡大した3月から5月までの間に月80時間以上及び100時間以上の時間外勤務があった部署と人数と同時に増員計画について質しました。
内海総務部長は「今年3月から5月までの間に、月80時間以上の時間外勤務があったのは、健康増進課、厚政課、保健所など計20所属、延べ214人。月100時間以上の時間外勤務があったのは、健康増進課、厚政課、保健所など計20所属、延べ97人となっています。職員の増員等につきましては、感染症対策にあたる現場の状況等を踏まえて、健康増進課及び保健所等において、業務継続に必要となる人員配置や応援派遣を行ってきており、引き続き、適切に対応していく」と答えました。
第二は、公の施設の見直しにに関し、指定管理制度の継続問題についてです。
本部会議は「『現行の見直しの方向性』に基づいた市町との移管等に関する協議は中止する」としました。
私は、見直しの方向にあった施設は、来年度から5年間の指定管理を継続するのか質しました。
内海部長は「来年度も指定管理を継続することになる。次期指定管理の指定期間、あるいは事務手続きについては、今後、指定管理者制度ガイドラインに沿って、施設所管課において検討する」と答えました。
第三は、秋吉台国際芸術村の指定管理業務についてです。
私は、アーティスト・イン・レジデンス事業が継続できる指定管理業務仕様書にすべきだと質しました。
三坂観光スポーツ文化部長は「現在、文化事業全体の内容を検討しているところであり、現時点、お示しできる段階ではない」と答えました。
第四は、見直し対象施設を県管理施設として維持管理することについてです。
私は、秋吉台ビジターセンターのエレベーターをはじめ、見直し対象施設は、県管理施設として計画的に修繕すべきだと質しました。
内海部長は「県有施設の修繕については、その必要性等に応じて、適切に対応する」と答えました。
神杉環境生活部長は「秋吉台ビジターセンターについては、これまでも外壁改修工事やエアコン、消防設備、展示施設などの必要な修繕を実施してきた。施設の改修にあたっては、指定管理者である美祢市とも協議しながら、予算の範囲内で緊急性、それから利用者の安全性確保の観点から優先順位をつけて適切に対応していく。」と答えました。
明日も引き続き、一般質問の報告を続けていきます。
引き続き、県政全般に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
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