今日、午後からフジテレビ系で放送されたドキュメンタリー番組「私たちの時代」を年賀状を書きながら観ました。
数度となく涙が滲んできました。
能登半島にある石川県立門前高校女子ソフトボール部を3年間密着した大作です。
ソフトボール部はいくつかの試練を受けます。
まず、能登半島地震です。部員の実家や寮や学校も大変な被害を受けます。
次に、高校の統廃合です。数年後に門前高校がなくなり、隣の高校と統廃合される計画が発表されました。
更に、長年、チームを率いてきた監督の退職です。
彼女らは、様々な困難を経ながら、決勝で、延長の末、宿敵高を破り、見事に県大会で優勝します。
卒業式の場面が泣かせます。答辞を述べた女子高校生が「不安な時代」を強調します。
過疎化が進み、学校が無くなろうとしている現実、今も被災で苦しんでいる地域、更に社会全体を覆う就職などの不安。
卒業する彼女らを待っている現実は余りにも厳しすぎます。
しかし、黙々と白球を追う彼女らの姿に私自身大いに励まされました。
彼女らの不安を少しでも取り除くために私も自分の役割を発揮したいと思いました。
過疎地域で生まれ育った者として、大いに共感し、勇気の湧くドキュメンタリーでした。
年末にいいドキュメントを観ました。おかげで、年賀状書きの作業は少し停滞しましたが、これも何とか終えることが出来ました。
皆さんはどんな年末をお過ごしでしょうか。
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