議員日誌

映画「雷桜」

 昨日、映画「雷桜」を観ました。

 原作を読んでいたので、ストーリーにはすぐに馴染めました。

 理右衛門が雷の前で最期を遂げる場面や榎戸が切腹する場面は原作にはないところでした。

 ダイナミックな原作の良さが映画にも如何なく描かれていました。遊が斉道と別れるシーンに涙しました。

 若い二人の主役の演技がよかったですね。

 斉道を演じた岡田将生さんは、神経質な殿様役をみごとに演じきりました。実在する人物のようでした。

 男性の私が観てもみとれるような奇麗な役者さんですね。アップになるほど映える役者さんですね。

 蒼井優演じる雷と遊(同一人物)も圧巻でした。難しい役どころを圧倒する演技力で乗り切ったという感じでしょうか。

 20代の女優さんの中では屈指の演技力でしょう。最近では、山田洋次監督の「おとうと」にも出ておられましたが、今回は、180度違う役所でしたが、さすが蒼井さんという感じです。

 ストーリーの中心になる雷桜のセットも見事でした。春夏秋冬見事でした。

 久しぶりにズシリとくるいい日本映画を観ることができました。嬉しい時間をありがとうございました。

 映画のパンフレットを観ていると、岡田将生さんは現在、「プリンセス・トヨトミ」の撮影中だとか。来年公開予定と書いてあるではありませんか。

 「プリンセス・トヨトミ」は私が応援している作家の一人である万城目学さんの作品です。

 早速、来年に向けて原作を昨晩から読み始めました。読み始めたらとまりません。マキメワールド全開といった感じです。

 映画「鴨川ホルモー」、ドラマ「男鹿あをによし」のDVDも観ながら来年の映画「プリンセス・トヨトミ」を待つことにします。

 時代小説はどうなったんだという私のブログをヘビーに観て頂いている皆さん。そうです。時代小説も読みながら現代小説も読むことにします。

 私は、映画やドラマの原作を読むことが好きなのだと言うことが分かってきました。

 映画はほんとうに面白いですね。皆さんがご覧になった映画の感想をお聞かせ下さい。

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