議員日誌

イージス配備 住宅地の距離考慮すべき

 私は、昨日の一般質問で、イージス・アショアの問題について質問しました。

一般質問(2019年11月NO1)

昨日、一般質問で登壇した私(イージスも質疑)

 11月20日、菅官房長官と佐竹秋田県知事が面会し、菅氏は「再調査では、住宅地との距離も考慮して評価するよう防衛省に指示した」と発言したと報じられました。
 私は、「むつみへの計画についても、住宅地との距離も考慮して評価するよう防衛省に求めるべき」と質しました。
 平屋総務部長は「官房長官の発言は、秋田で再調査が進められている、新屋演習場を含む複数の国有地の配備候補地としての比較検討に関するものと承知しており、むつみ演習場近傍の測量を内容とする本県での再調査には当てはまらないことから、同様の再調査上の考慮を国に求める考えはありません。」と答えました。
 私は、再質問で「イージス・アショアの問題で秋田県と協議すべきだ」と質しました。
 平屋総務部長は「秋田県と協議を行うことは特に考えておりません。」と答えました。
 今朝の朝日新聞は、私の質疑を紹介した上で、花田憲彦町長のインタビューを紹介しています。この辺りの報道を紹介します。
 「配備計画に反対を表明している阿武町の花田憲彦町長は、4日、取材に対して『むつみ(演習場)でも当てはめるべきだ』と話し、考慮の基準は同じにすべきだとの考えを示した。防衛省が5月に示した計画では、秋田市の新屋演習場に配備するミサイル発射装置などの住宅地からの距離は約700㍍」。
 ミサイル配備が計画されている陸上自衛隊新屋演習場の付近にも住宅が隣接しています。
 今こそ、山口県は秋田県と連携して、イージス・アショア配備に、「住宅地との距離」を考慮する視点を防衛省に加味させるべきです。

 来週から、県境福祉委員会で質疑を行います。

 引き続き、県政全般に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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