昨日の山口新聞は、県が来年度以降に廃止か美祢市への譲渡を検討している秋吉台国際芸術村に関する報道を行いました。
山口新聞は、旧秋芳町と県が1993年に整備した、海外芸術家が滞在して創作活動をする施設「交流の館」の開設や運営に携わった旧秋芳町の職員、吉村徹さんのコメントを次のように報じています。
「吉村さんは『芸術村は単なる音楽ホールではなく、世界中から芸術家が集まって文化を創造し、人を育てる場所。日本の将来のために必要な施設』と力を込める。運営を支えるボランティアの強化など、より多くの市民を巻き込む必要があると考えている。」
山口新聞は、20年以上にわたり「室内音楽セミナー秋吉台の響き」の総合講師を務める東京フィルハーモニー交響楽団首席チェロ奏者の金木博幸さんのコメントを次のように報じています。
「金木さんは『宿泊・研修施設とレストラン、音楽ホールが自然の中にあり、世界を見てもこれほど素晴らしい施設はない。日本だけではなく真に世界の宝。これまで多くの芸術家を育成・排出してきたことが理解されずに廃止されるのは極めて残念。世界に誇るべきいかに重要な文化施設であるかを、県のトップや県民の皆さんにも理解をいただき、ぜひとも運営を続けてほしい』と話す。」
金木さんの秋吉台国際芸術村が「世界に誇るべきいかに重要な文化施設であるかを、県のトップや県民の皆さんに理解いただき」という言葉は、私の胸に深く刺さりました。
今後、秋吉台国際芸術村にも出向き関係者と懇談も進め、11月県議会でこの問題を取り上げたいと思っています。
秋吉台国際芸術村に関する皆さんの想いをお教え下さい。
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