県民の方から「障害者スポーツ大会(キラリンピック)はこれまで春と秋に行われていたのに、秋が中止になっている」とのご指摘を受けました。
一定の現状が昨日までに分かりました。
障害者スポーツ大会(キラリンピック)は、2017年度まで春と秋に開催されていましたが、2018年度から春のみの開催となりました。
大会閉扉は、秋が、80万で、春は500万円程度となっています。春の大会は全国大会の予選を兼ねています。
県の担当者は、「キラリンピックの秋大会の中止は、山口県障害者スポーツ協会など競技団体と協議したうえで判断した。」「大会は、スポーツを通じた障害者の社会参加と県民理解の促進を図り、双方が障害者スポーツを参加しやすい環境をつくる目的をもって、開催してきたもので、秋の大会を中止した後も、形を変えて、こうした取り組みは続いている。」と説明しました。
障害者スポーツ大会を年2回開催していた2017年度の「障害者スポーツ県民参加促進事業」の事業費は約2千827万円でした。
今年度の同事業の事業費は約2千599万円です。
予算は、一昨年より今年が、228万円少なくなっています。障害者スポーツ大会秋大会の開催費は80万円と言われており、それ以上に予算が削減されています。
県が秋大会は中止したが「形を変えて、こうした取り組みは続けている」という説明の財政的裏付けは脆弱と言えます。
来年は、オリンピック・パラリンピック東京大会です。
障害者スポーツの振興が東京大会に向けて、トップアスリートの育成事業だけに集中してはいけないと思います。
私に情報提供していただいた県民の方は、障害者スポーツ大会の秋大会について「楽しみにしていた障害者は多い」と指摘します。
障害者スポーツ県民参加促進事業の予算は、少なくとも2017年度程度は今後も確保されるべきです。
秋大会の再開を含めて、障害者スポーツに幅広い県民参加を促進するために予算をしっかり確保すべきです。
2018年度から、障害者スポーツ大会・秋大会が中止されました。
障害者スポーツ県民参加促進事業費が削減されています。
皆さんは、障害者スポーツの県民参加促進についてどうお考えですか。ご意見をお聞かせ下さい。
第19回キラリンピックは、5月12日から26日まで、行われます。
参加される皆さん、及び関係者の皆さん、県民の皆さんのご意見や要望をお聞かせ下さい。
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