先日、浄土真宗本願派宇部北組主催の「花フェスタ2019(はなまつり」が「アクトビレッジおの」で行われました。
その時のフリーマーケットで前から欲しかった森英介著「風天 渥美清のうた」を購入して読んでいます。
芸名渥美清、役名車寅次郎、本名田所康雄さんの雅号が「風天」なのです。
渥美清さんの俳句は、「話の詩集句会」(135句)、「トリの会」(9句)、「アエラ句会」(45句)、「たまご句会」(29句)
作者の森さんが、探しに探し、「風天」俳句が218句あることが分かりました。
好きだからつよくぶつけた雪合戦
1973年11月「話の特集句会」
貸ぶとん運ぶ踊り子悲しい
1973年12月「話の特集句会」
鍋もっておでん屋までの月明り
1974年12月「話の特集句会」
夢で会うふるさとの人みな若く
1975年2月「話の特集句会」
渡り鳥なにを話しどこに行く
1976年9月「話の特集句会」
チューリップ風にふるえて家は留守
1975年3月「トリの会」
蓋あけたような天で九月かな
1975年9月「トリの会」
まだまだ秀句がありますが、今日はここまでとします。
私は川柳を趣味としています。
風天俳句には渥美さんの人柄がにじみ出ています。
これからも風天俳句から学びたいと思います。
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