まんが「ブッダ」に学ぶ「穏やかな働き方」を読みました。
手塚治虫さんのまんが「ブッダ」は以前読んだことがありますが、この本を読んで深く理解することが出来ました。
私がこのガイド本で一番印象に残ったのは、「自分の行動や考えを疑う」です。
この本にはこう書かれています。
「ブッダの弟子になることを決めたダイバダッタ。これからブッダのそばで寝起きをともにしようとはりきる彼に対し、ブッダはそんなことをせず、今まで通り働くよう伝えます。そして、このように話したのです。『いつもつぎのことを考えなさい いま自分は何をしているのか 自分のしていることは自分にとって大事なことなのか 人にとって大事なことなのか そして大勢の人にとって大事なことなのか!』
ガイド本には「新しいことやまわりのことばかりに気をとられないこと。毎日の仕事、毎日の自分を常に見つめ直し、改善しつつけましょう。」とまとめられています。
漫画の原文はこうです。
「いま 自分は 何をしているのか 自分のしていることは自分にとって大事なことなのか 人にとって大事なことなの そして大勢の人にとって大事なことなのか!国じゅうの人にとって大事なことなのか 世界の人にとって大事なことなのか この自然にとってあらゆる生き物にとって大事なことなのかよく考えなさい そして もしそうでないと思ったらやめるがよい なぜならこの世のものはみんなひとつにつながっているからだよ」
私は、「国じゅうの人にとって大事なことなのか 世界の人にとって大事なことなのか この自然にとってあらゆる生き物にとって大事なことなのかよく考えなさい」という点が心に響きました。
24日投開票された名護市辺野古新基地建設の埋め立ての賛否を問う沖縄県民投票は圧倒的多数が「反対」の意思を表明しました。
玉城デニー知事は、投票結果を速やかに日米両首脳に通知すると表明しました。
私は、辺野古新基地建設の埋め立ては「国じゅうの人にとって、世界の人にとって、この自然にとってあらゆる生き物にとって大事ではないのでやめるべきだ」と県民投票の結果を受けて改めて思います。
手塚治虫さんが生きておられたら、辺野古新基地建設ノーのメッセージを出しておられたと思います。
日米両政府は、住民投票の結果を重く受け止め、埋め立てを中止すべきです。
まんが「ブッダ」のこの言葉を価値判断を今後の活動に生かしたいと思います。
まんが「ブッダ」や手塚治虫さんへのお勧め作品をお教え下さい。
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