偶然本屋で、たかのてるこさんの文・写真の「生きるって、なに?」を購入し、一気に読みました。
たかのてるこさんは、65ヵ国を巡った旅人でありエッセイストです。
これまで、たかのてるこさんの本に目を通すことはありませんでしたが、この本で、改めてたかのてるこさんの世界観に触れました。
そして、共感しました。選挙前にして、焦っていた私の心を落ち着かせてくれる一冊でした。
「生きるって、なに?」「生きるって『自分をまるごと愛する』こと」で始まります。
「生態系の中で、『人間が一番偉い』のではなく『人間も自然の一部』であることに気づく」
「生きるとは寿命がやってくるまで あんたがあなたらしく ありのままでいること」
どの言葉にも共感できます。
たかのてるこさんは、「この本が生まれるまで」でこう書いています。
「私たちは毎日、地球全体で、現在進行形の進化の途中で、発展途上にあります。すべての物事は、『こういう出来事を繰り返さないために、子どもたちにどんな教育をして、どんな社会にすれば、みんなが幸せになれるだろう?』と向き合うために存在していると思います。大人は『昔はよかったのに、今の時代は・・・』と『今』を否定するのではなく、地球の歴史を俯瞰する『鳥の目』で見て、発展途上ではありながらも『今』という時代は人類史上最高の時代を更新中であることを、次世代に伝える係になっていただきたいのです。若い人たちが未来に希望が持てるように、この本に込めた思いを伝えてほしいと願わずにはいれません。『人はみんな、生きることを楽しむために生まれてきたんだよ』「まだまだ問題はあるけど、。世界はどんどんよくなってるんだよ。昔の人たちが頑張ってくれたおかげで、昔より今の方がずっとよい時代になっているし、みんなが頑張れば、未来はもっとよい時代になっていくんだよ』と。」
素晴らしい人類への問題提起だと思います。
政治に生きる私としても、「『今』を否定するのではなく」「みんなが頑張れば、未来はもっとよい時代になっていくんだよ」という提言が必要だと感じました。
ここ数日、少しネガティブになっていましたが、この本を読んでいると、心がポジティブになってきました。
「人はみんな、生きることを楽しむために生まれてきたんだよ」
自分自身が、家族が、周りのみんながそう思える社会にしたいと思います。
社会を俯瞰する目を更に養いたいと思いました。
たかのてるこさんの他の本も読んでいこうと思います。
たかのてるこファンの皆さんお勧めの本をお教えください。
「生きるって、なに?」最高です。たかのさんの世界中の人々の笑顔の写真と一緒にお愉しみください。
一人でも多くの方に手に取っていただきたい本です。
私の座右に置く一冊となりました。
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