議員日誌

想像してほしい

 米軍普天間飛行場の移設工事で、政府は、14日、沖縄県辺野古の沿岸部への土砂の投入を開始しました。

 15日付朝日新聞に、伊東聖那覇総局長のコメントが掲載されました。

 「想像してみてほしい。自分の街に政府が巨大な施設を造ろうとしている。賛否がある中で知事選があり、反対を訴えた候補が大差で当選する。だが『皆さんに寄り添う』と言う首相が率いる政府は、1カ月後には工事を始め、後戻りが難しくなる段階に踏み込む。米軍普天間飛行場の辺野古移設をめぐり、沖縄で現実に起きていることだ。沖縄県知事選では4年前に翁長雄志氏が、9月には玉城デニー氏が大勝。ともに辺野古移設反対を掲げており、『辺野古ノー』の明確な民意が示された。だが安倍政権は、行政機関から不利益な処分を受けた市民のための行政不服審査制度を、防衛省も一市民であると強弁して使い、『身内』の国土交通相に埋め立て承認撤回の効力停止を申し立てて、認められた。土砂搬出のために港が使えないとなると、計画にない民間の桟橋を使った。」

 「『辺野古が唯一の解決策』との硬直した姿勢を改めるべきだ。安全保障環境を含め、冷静に話し合い、打開策を見つけだしてこそ、民主主義国家と言えるのではないか。」

 私たちは、今、沖縄の状況が自分の街に起きたらと想像してみる時だと思います。

 民主主義国家と言える状況を取り戻す時です。

 沖縄の民意が生きる政治を実現する時です。

 辺野古への土砂投入が強行されました。

 皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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