今朝の毎日新聞は山口版で「陸上配備型迎撃ミサイルシステム『イージス・アショア』を萩市の陸上自衛隊むつみ演習場に配備する計画を巡り、藤道健二市長は、10日、配備に向けた防衛省の適地調査について『(配備受け入れを)判断する事実の一つ。住民の安全安心が確保できなければ反対することもあり得る』と述べた。同日の市議会後の取材に対し、調査結果だけでなく、住民の不安解消を判断基準とする考えを示した。」と報じました。
10月12日の萩市議会全員協議会で、日本共産党の宮内議員は、迎撃ミサイル発射後の、1段目ブースターや二段目、三段目のロケットの落下地点について質問しました。五味戦略企画課長は「2、3段目は基本的に海上に落ちる。絶対に陸上に落ちないかということは、色々な条件があるので必ずしも100%ではないということも考えられる」「イージス・アショアを使用するのは、ミサイルが飛来してくる状況。そういった場合に迎撃する。2、3段目が落ちる可能性はゼロではない。イージス・アショアに限ったものではなく、イージス艦でもそう。PAC3(パトリオット3)でも破片とか落ちてくる。ただ、そうであっても弾道ミサイルが我が国を直撃することに比べると、全然比べようにならないほど、可能性も低いですし被害の度合いも比べものにならない」と答えたとはぎ時事が報じています。
毎日新聞は、藤道市長の萩市議会での答弁について「発射した迎撃ミサイルから切り離されたブースターが、陸上に落ちる可能性を認めた同省の説明が『住民に寄り添っていない』と改めて批判していた。」と報じました。
毎日新聞は、藤道市長が萩市議会で「市民の安全安心の確保が判断の条件だ」と答弁したと報じました。
阿武町の花田町長は、しんぶん赤旗のインタビューに「私の大義は、町民の安全・安心の確保です。それを脅かすものを排除するのは町長の責務です。」ち述べています。
ここにきて、イージス・アショア配備計画地の二人の首長さんが、「住民の安全安心の確保が判断の条件」という立場で一致しました。
迎撃ミサイルから切り離されたブースターが陸上に落ちる可能性をゼロにするためには、イージス・アショアの配備を中止するしかないと私は考えます。
そのことが、何よりも住民の安全安心の確保につながると私は考えます。
藤道萩市長が、市議会で「市民の安全安心の確保が判断の条件だ」と発言しました。
イージス・アショアに対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
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