議員日誌

県自治体労働者後援会総会で挨拶

 昨日、日本共産党山口県自治体労働者後援会総会が行われ、日本共産党を代表して挨拶を行いました。

 私が行った挨拶の要旨は以下の通りです。

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 県自治体労働者後援会総会にお集まりに皆さんこんばんは。来年の県議選宇部市選挙区の候補者であります。前県議の藤本です。
 臨時国会が始まりました。益々安倍政治の暴走が強まっています。一方で、安倍政治の破綻があらゆる面で露見しています。
 民意無視の強権政治の破たんは明白です。
 沖縄では、県知事選挙、豊見城市長選挙、那覇市長選挙と「オール沖縄」の候補が勝利しました。安倍政権の力ずくで民意を押しつぶす政治は、沖縄では通用しないということが明らかになりました。
 山口県でも同じです。安倍政権が力ずくで進めるイージス・アショアの配備に対して、阿武町の花田町長は、明確に反対を表明しています。しんぶん「赤旗」のインタビューに、「町民の信託を受けて町長に修した私の大義は、町民の安心・安全です。それを脅かすものを排除するのは町長の当然の責務です。」と述べています。
 安倍政治の終わりが始まりました。一日も早く終わらせましょう。 
先日、奈良女子大学の中山徹先生の「人口減少と大規模開発~コンパクトとインバウンドの暴走~」という本を読みました。
 中山教授は、コンパクトの名目で再開発を行う、インバウンドにの名目で大型公共工事を行う、安倍政権は、地方自治体にコンパクトとインバウンドという新しい開発を押しつけていると指摘します。
 これら開発の財源はどうするのか、1990年代は起債に求めましたが、今回は、起債に求めることは困難です。1990年代とは異なり、国も自治体も財政状況が悪い中、中山教授は、「最初から市民向け予算の削減、行改革(アウトソーシング)で開発に係わる予算を確保しようとています。」「自治体消滅を大規模開発で乗り越えるという発想は、想定以上の人口減少を引き起こし、自治体消滅を現実のものとしかねません。」と指摘します。
 中山教授は「大規模開発に頼らず、少子化対策を進め、農林水産や再生可能エネルギー、福祉で雇用を確保する市民共同自治体」と書いています。
住民の福祉を守る自治体を自治体労働者の皆さんと共に作っていきたいと思います。一斉地方選挙で勝利して参議院選挙では自公と補完勢力を少数にする勝利をおさめていきましょう。

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 住民の命が大切にされる山口県を作っていきたいと思います。

 皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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