11月4日付 しんぶん赤旗日曜版1面に、茂木大臣の国政私物化疑惑がスクープされています。
最初のリードを引用します。
「親密な業界団体に国の『お墨付き』を与える-。茂木(もてぎ)敏充経済再生相に『国政私物化」疑惑が浮上しました。茂木氏が経済産業相在任中に同省は、同氏と親密な関係にある日本リラクゼーション業協会に新産業としての『お墨付き』を与えるよう総務省に働きかけ、実現しました。同協会側は茂木氏側に献金やパーティー券購入の形で資金提供しており、国会での真相解明が求められます。」
この記事を読んだ、整骨院を営んでいる知人から私に電話が入りました。
「この記事が事実なら大問題だ。詳細の資料がほしい」
私は、しんぶん赤旗日曜版編集部に連絡を取り、「日本リラクゼーション協会」の協会報やフェイスブックなどの資料を入手しました。
協会報2012年9月号には、「リラクゼーション業の業務許可に向けて、政界、行政の有力な窓口に対し、勢力的にアプローチして参りました」「正解では(中略)茂木敏充議員」と書かれあります。
茂木氏が経済産業相だった13年7月、同省は「リラクゼーション業の新設について(案)」を総務省に提示。同年10月、総務省は新設を認めました。
協会のフェスブックには、大臣室で記念撮影する協会理事らと茂木敏充敬さん大臣(当時)の写真が、13年2月に掲載されています。13年11月7日の同記事には「歴史が動きました。『リラクゼーション業』が、新産業として認定されました」と書かれてあります。
これと前後して同協会側は茂木氏側に計250万円を資金提供しています。
協会のフェイスブックには、協会理事らとと茂木氏が一緒にゴルフをする姿なども掲載されています。
しんぶん赤旗日曜版の同記事に神戸学院大学の上脇博之教授の次のようなコメントが掲載されています。
「献金を受けて、大臣の地位や発言によって無理筋を通したのではないかという指摘がある以上、国会できちんと説明する責任がある」
安倍内閣の茂木経済再生相の国政私物化疑惑。みなさんはどうお考えでしょうか。
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