議員日誌

映画「ミツバチの羽音と地球の回転」

 昨日、メーデーであいさつをしてデモ行進に参加して、山口市に向かい、上関原発と祝島の闘いを取り扱った鎌仲ひとみ監督映画「ミツバチの羽音と地球の回転」を観ました。

 この映画は完成したばかりで、昨日の山口市での上映が全国での初披露でした。

 映画の後に鎌仲監督のトークも行われました。

 監督はトークの中で「対立ではなく、両者にとっていい方法はないか考えた映画だ」と語りました。

 映画は、祝島の原発反対闘争だけではなく、祝島でどう自立した経済を確立していくのか、その努力が描かれていました。

 また、ノルゥエーでの風力や波力を使った自然エネルギーによる発電についても丁寧に取り扱われていました。

 映画は、「持続可能なエネルギー政策とは何か。社会とはどうあるべきか。」を追及するものでした。

 私は、上関原発問題で過去の県議会で何度も質問を行ってきましたが、新しい視点をいただく新鮮な映画でした。

 監督は、原発の危険性について、改めてトークで話しました。

 「原発の廃棄物を処理する六ヶ所村で、放射能を調査すると3年前より16倍も濃度が強くなったところもあった。ある沼は83倍だった。」

 「中国電力の島根原発での点検漏れが大問題になっている。前社長の『安全管理を軽視する体質がある』との指摘は重く受け止めなければならない。」

 「動植物の学会などが上関原発の環境アセスメントをやり直すよう求めていることは重要。」

 監督はこれらの点を指摘し、「やはり、上関原発は建設すべきではない。」と語りました。

 私は、映画で描かれていた持続可能な社会を実現していくためのエネルギー政策を更に学習しながら、上関原発の建設がこれ以上推進されないよう力を尽くす決意を新たにしました。

 映画の後、鎌仲監督の著書にサインをしていただき、あいさつしました。

 私は、自己紹介と原発建設阻止のために力をいただいたと率直に感想を述べました。

 監督からは丁寧なお礼の言葉をいただきました。

 この映画は県内でも多くの方に観ていただきたい作品です。宇部市で上映会がしたいですね。

 全国の鎌仲監督ファンの皆さん、作品の感想などお聞かせください。

 

 さて、今日から2泊3日で、四国・石鎚山方面に家族キャンプに行ってきます。

 登山あり釣りありスケッチありの旅行を計画しています。

 ブログは、明日は休み、明後日には旅行の報告が出来ると思います。

 そでは皆さん、楽しいゴールデンウイークにいたしましょう。

 

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