本日、男女共同参画センターで、日本共産党山口県議会・宇部市議会報告会が行われ、70名の市民が集いました。
市議会報告では、荒川市議が、久保田市長誕生後の行財政運営の特徴について報告しました。市民向けサービスが切り下げされる一方で、合併支援道路(市道立熊沖田線)の拡幅が行われようとしていることなどを報告しました。
時田市議は、議会運営などについて報告。委員会の市民の傍聴が可能になったことを報告しました。又、宇部市が平和市長会議に加盟したことを報告しました。
真鍋市議は、昨年の豪雨対策について報告。床上浸水が災害見舞金の対象になったことや浸水被害者は、し尿収集料が全額減免になったことなどを報告しました。
岡本市議は、住宅リフォーム助成制度について報告。岡本市議が山陽小野田市の事例を紹介し、宇部市での実施を求めたのに対し久保田市長が「今後、国において追加の経済対策に関する支援策が実施されることになれば期限を区切って実施することを含め検討したい」と答えたことを報告しました。
大野市議は、乳幼児医療費助成制度について報告。新年度、宇部市以外は全て無料化が継続した状況の中、市の検討委員会で審議が続いてきました。この程発表された検討委員会の答申では、無料は重度障害者のみという内容でした。大野市議は、宇部市で全て無料化が実施されるよう奮闘すると報告しました。
最後に私が、宇部市の問題を中心に報告しました。まず、豪雨対策では、浸水解消のために、厚東川の堤防設置など「厚東川水系河川整備計画」を策定中であることを報告しました。
小野湖上流の産業廃棄物処分場建設計画の問題では、「要綱に基づく手続きに至る前に、計画者に対し、小野湖周辺関係者に詳細を説明し、その理解を得るよう指導している」との答弁を引き出したことを報告。この小野湖関係者には宇部市だけではなく山陽小野田市の市民も関わることも報告し、計画を中止していくために力を尽くすと訴えました。
宇部湾岸道路問題では、宇部興産道路を活用したロングランプ計画を白紙撤回するように求めていることを報告。県道妻崎開作小野田線から2階部分に乗り入れる計画に変更するよう求めていることを報告しました。
参加者からは、「宇部市はコストコストというが、市民サービスの質の向上にも力を尽くしてほしい」「市議会改革に引き続き取り組んでほしい」「税金の使い方を住民本位に切り替える取り組みを強めてほしい」「後期高齢者医療制度の保険料軽減のために力を尽くしてほしい」などの意見が出されました。
山口県議会・宇部市議会報告会で発言する私
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