「小野湖の水を守る会」の講演会で、富山和子さんのお話を聞いたことは度々書いてきました。
その後、富山さんの本を数冊読みましたが、「自然を守るとは自然を利用すること」という言葉がよく出てきます。
その具体的な例として「割り箸バッシング」への批判があります。
富山さんは「環境問題とは何か」の中で、「割り箸批判はたちまちにして広がり、大都市から地方への大合唱となった。懸命に山に止まり、山を守りながら割り箸を作ってきた山村の人たちは、どれほど胸をえぐられる思いだったろう」「実は割り箸は『ものを大切にしてきた日本文化』の象徴だったのである。」と書いています。
私は、目から鱗が取れたような想いでした。
我が家は、半分以上の部材に県産材が使われています。
これまでも県産材の利用促進には気を付けてきたつもりですが、富山さんの話しと本を読んで、今まで以上に、県産の木を使おうと思ったのです。
そんな時、ある方から山口県産桧で出来たボールペンとシャーペンをいただきました。今、そのペンを使っています。
そして、県農林水産部の職員の方が木で名刺を作っておられるのを想い出しました。
丁度、新しい名刺を作る時期だったので、県農林水産部の方にお聞きし、県産材の名刺を注文しました。
注文した吉川林産興業の担当の方から毛筆書きの手紙をいただきました。
手紙には「県内産のヒノキのアピールに議員さんが先頭に立って努めて頂ける事、大変嬉しく有り難く感謝申し上げます」と書かれてありました。
そして、印刷屋さんに名刺を持ちこみ、今日、レイアウトが決まりました。
数日後には完成する予定です。皆さんの手元に届く日も近いことでしょう。
これからも少しづつでも県産材の利用とアピールに努めていきたと思います。
そして、近い将来、わが実家の山にも入ってみたいと思っています。
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