今日、小野湖の水を守る会主催で、産業廃棄物処分場計画地を歩くツアーに家族全員で参加しました。
天気もよくとても気持ちのいい一日となりました。50人を超える多くの参加者に大いに励まされた一日でした。
午前10時、参加者は、アクトブレッジおのに集まり、行程の説明を受けました。
アクトビレッジおのには、厚東川水系の大きな地図があるので、建設予定地周辺などがよくわりました。
もちろんこの地図の中には、わが実家もありました。
そして、現地に移動しました。宇部市小野・中宇内の集会所付近から山を越えて、大きな堤の所に到着しました。堤の北側一体が産業廃棄物建設予定です。
堤の北側に産業廃棄物処分場が計画されています
現地で、地元の中村さんという方が「産業廃棄物処分場の水は、この堤を通り、大田川に流れるでしょう。この付近は周辺より雨や雪が多い地帯です。何年か先に影響が出ることは避けられないでしょう。」と話されました。
そして、堤の周辺で昼食を食べて、皆で記念写真を撮りました。「市民の命の水を守ろう!」のスローガンを皆で持ちました。
50人を越える参加者が横断幕に集まりました
その後に、上宇内の芝川自治会長が「年末に、自治会で集会を行ったが、参加した全員が産業廃棄物処分場の建設には反対との意思でした。廃棄物処分場から出た水が地下水を汚染して、基幹産業の米づくりに影響することが心配です。」と話されました。
芝川会長さんにあいさつすると「あなたのお父さんの事はよく知っています」と話していただきました。
最近の状況について事務局の津島さんが 「業者が関係者などに承諾を取りに廻っています。県の指導要綱では、生活影響調査を終え、住民説明会を終えた後に、関係者への承諾獲得という手順になっているのに、おかしい状況となっています。県がそのことを指導しているのなら尚更おかしい事です。業者が計画の全容を明らかにしないままで、関係者に承諾を取ることはやはりおかしい事です」と話されました。
百聞は一見。計画されている産業廃棄物処分場が建設されたら、その水が大田川に流れてくることを現地に立って実感しました。
堤の堤防の下は棚田、その下が大田川です
今日、見たり聞いたりしたことを議会に反映していきたいと思いました。
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