議員日誌

太田昌秀氏の沖縄戦

 7月1日付け「本願寺新報」のコラム「ニュースを読む」の筆者は、中国新聞社論説主幹の佐田尾信作さんです。

 テーマは「太田昌秀氏の沖縄戦」でした。

 佐田尾さんは、先日亡くなられた元沖縄昌秀さんが編著された「沖縄鉄血勤皇隊」を取り上げています。

 この本の前書きで「義勇兵役法」の事が書かれてあるそうです。

 佐田尾さんは、「わが国で、この法律が制定されたのは敗戦の年の6月22日だという。くしくも牛島満沖縄守備軍司令官らが自決し、沖縄戦で日本軍の組織的戦闘が終結したとされる日である。義勇兵役法は男子の場合は15歳から60歳まで、女子の場合は17歳から40歳までを戦闘要員として戦場に動員できる法律である。これができて初めて銃後の国民も動員できたはずだが、それより先に、沖縄では10代の男女の学徒が戦場に駆り出され、多数が犠牲になった。『それだけに痛恨の思いは消し難い』と太田さんは著書で述べていた。つまり、沖縄ではその義勇兵法の裏づけもないのに軍命だけで学徒が戦場に駆り出された。」と書いています。

 当時の軍隊は法律を超える存在だったことが沖縄の実態から読み取れます。

 自民党都議候補の集会で、「防衛省、自衛隊としてもお願いしたい」と発言した稲田防衛相、同氏をかばい続けている安倍首相の責任について、今朝のしんぶん赤旗日刊紙に、山大名誉教授の纐纈厚さんが、「稲田氏の発言は、第一に、国家の一組織である自衛隊を私物化するもので、到底許せません。」として次のように語っています。

 「本来、自衛隊と民主主義が共存するために、文民統制はじめ幾重にも厳しい規制が敷かれています。旧軍部の暴走の歴史の教訓です。稲田氏は、その規則も歴史も全く視野に入っていません。」

 戦後72年の「慰霊の日」を迎えた23日の「沖縄全戦没者追悼集会」で、沖縄県立宮古高校3年生の上原愛音さんは。「誓い~私達のおばあに寄せて」の中でこう語っています。

 「爆音とともに この大空が淀んだあの日。おばあは昨日まで隠れんぼをしていたウージの中を 友と歩いた砂利道を 裸足のまま走った。三線の音色を乗せていた島風に 鉄の匂いが混じっていたあの日。おじいはその風に 仲間の叫びを聞いた。」

 稲田防衛大臣は72年前の沖縄で、法律にない軍令で、少年少女が戦場に駆り出された事実を知っておられるでしょうか。

 知っておられたならば、都議選の演説であのような話は絶対にされないはずです。

 昨日、野党4党は、「自衛隊を私物化し、政治利用するかのごとき発言」を行った稲田防衛大臣の罷免を求める要望書を安倍首相に提出しました。

 稲田大臣は即刻辞任すべきです。安倍首相は、稲田大臣を罷免すべきです。

 稲田大臣の発言を皆さんはどうお考えですか。お教え下さい。

 

 

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