議員日誌

映画「ゼロの焦点」

 次男の熱はなんとか37度台に下がりました。妻が午前中、私が午後の看病の当番です。

 午前中は、私が、映画「ゼロの焦点」を。午後は、妻が、映画「マイケルジャクソン」を観に行きました。

 つい先日、映画「笑う警官」を観たばかりなのに、映画館に行くと次の映画が見たくなるものです。

 次は、来年上映の山田洋次監督の「おとうと」を観たいと思います。

 映画「ゼロの焦点」は、原作が松本清張というのに魅かれて観てしまいました。

 映画では、日本初の女性市長候補が登場するなど、原作とは若干違う脚色はありましたが、太いストーリーは原作に忠実です。

 鵜原憲一も室田佐知子も過去を消そうともがく人々です。その消したい過去に「戦争」が濃厚に影を落としています。

 この辺りを描いているところが松本清張が社会派と呼ばれる所以でしょう。

 この映画には、広末涼子、中谷美紀、木村多江という3人の女優が登場します。

 私は、中谷美紀の演技に度肝を抜かれました。室田佐知子役そのそもが度肝を抜く存在だといえますが、やはり彼女の演技は、役の大きさに負けない力強いものでした。

 彼女は、今後も活躍していく女優だと感じました。

 忙中閑有り、映画は本当にいいものですね。この映画は、今年の見納めになると思います。とかなんとか言って、また観に行ってしまったら本ブログで報告します。

 日本映画も力作続きです。

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