昨日、長女が通う宇部市立西宇部小学校で第36回卒業証書授与式が行われ娘を含む54名の子どもたちが巣立っていきました。
在校生が作るアーチを通る子どもや保護者
私は、PTA会長として卒業生にメッセージを送りました。
メッセージの要旨は以下の通りです。
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第36回卒業証書授与式にあたりPTAを代表してご挨拶申し上げます。
本日は、卒業生のために、教育委員会や地域の諸団体から多くの方にご参加をいただきました。まず、このことにお礼を申し上げます。
さて、私は、宇部市吉部荒滝に生まれました。我が家には、「法名累記帖」が遺されています。最初に書かれているのは、延宝4年。1674年。江戸時代で将軍は家綱の時代です。少なくとも藤本家の祖先は、340年以上前から吉部荒滝で生活していたことが分かります。先日も、我が家の田んぼでトラクターに乗り田起こしをしました。今年も田植えを準備です。
さて、山口県出身の歌手にあさみちゆきさんがおられます。彼女の最近の歌に「いとし子よ」があります。この歌詞は、あさみさんの夫のお母さんが書かれたものです。あさみさんの妊娠が分かり、生まれてくる孫のために、歌詞を書かれたお母さん。お母さんは、癌を患われ、お孫さんが産まるのを見届けてすぐに亡くなられたそうです。
「いとし子よ 慈しみ育てることを誓う」と言う歌詞が繰り返し出てきます。
卒業生の皆さんは、命のバトンを受けてきたことを忘れない下さい。卒業生のお母さんにお母さんがいてお母さんがいたから皆さんが今あることを忘れないでください。
これから、楽しいことも辛いこともあるでしょうが、慈しみ育ててこられた保護者の皆さんの命のバトンを受けていることを忘れないでください。
最後に、「いとし子よ」の3番の歌詞を紹介します。
「人を愛して 命を愛し 海を愛し、大地を愛す この世の全てを愛せるように ああいとし子よ」
卒業生一人一人が命のバトンを受けているのと同じで、この世の全ての生き物が命のバトンを受けた存在なんだということを忘れないでください。
それでは、卒業生の一人一人の未来に倖あらんことを願ってPTAを代表しての挨拶といします。
本日、お集まりいただいた全ての皆さんに感謝を申しあげ挨拶とします。
・・・
長男が今年20才になりますので、西宇部小PTAに13年間、会長として9年間お世話になりました。
私は、娘とともに西宇部小PTAを卒業することになりますが、総会まではしっかり役割を果たしていきたいと思います。
卒業の春ですね。皆さんの想いをお教え下さい。
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