今朝の読売新聞は、「厚生労働省が今月16日に発表した調査によると、学童歩言うを利用する児童は2016年5月時点で前年より6万8450人増え、109万3085人と過去最多を更新。待機児童も前年より266人多い1万7203人で、2年連続で過去最多だった。崩壊しえにより、おおむね10歳未満だった利用対象が、15年から小学校6年までに拡大されたことも、待機児童増加の背景にある。待機児童数が多い上位15自治体をみると、大都市圏以外も目に付く。」と報じました。
学童保育の待機移動数が多い都道府県と人数(上位15自治体)は、次の通りです。
東京3417、埼玉1846、千葉1380、静岡1088、愛知811、兵庫735、沖縄661、神奈川653、山口505、茨城478、鹿児島472、大阪469、宮崎444、福岡442、福島384。
上位15自治体のワースト9位が山口です。人口が山口県より少ないのは、沖縄県、宮崎県位ではないでしょうか。
利用児童と待機児童を比較すると山口県の待機者の割合は、全国トップクラスであることが分かります。
山口県の学童保育のクラブ数(2016年)は、352で前年度より17クラブ増えています。
山口県の登録児童数は、14195人で、前年度より1397人増えています。
山口県の待機児童数は、505人で、前年度より160人増えています。
下関市の待機児童数は増加していないので、他の市町で増加していることが明らかです。
読売新聞は、「利用者の急増に伴い問題になっているのが、一つの施設で大勢の児童を預かる『大規模化』だ。厚生労働省は学童保育の適正規模を『おおむね40人以下』としているが、現状では約3割が46人以上の規模だ。全国学保育連絡協議会事務局次長の佐藤愛子さんは『大規模施設では指導員の目が行き届かない。施設内が騒々しくなり、子ども落ち着いて過ごすことができない』と話す。明星大学教授の垣内国光さん(子ども福祉論)は『民間事業者が学童保育の設置のために借りる建物や土地の賃借料の補助を引き上げたり、施設あたりの補助基準を引き上げたりするなど、学童保育を増やすための支援が必要だ』と話している。」と報じています。
新聞にも取り上げられている全国学童保育連絡協議会は、毎年、学童保育の実態状況調査を独自に行っています。
ちなみに全国学童保育連絡協議会の調査では、2016年5月1日の山口県の待機児童数は512人となっています。
また、全国学童保育連絡協議会は調査結果をもとに、国へ「公的責任による学童保育制度の拡充と財政措置の大幅増額を求める要望書」を毎年提出しています。
山口県は、2015年度から放課後児童クラブ開所時間の延長を支援する制度を独自に行っています。
しかし、利用児童数と比較し全国トップクラスの待機児童数を抱える山口県内の学童保育の状況を一刻も放置は出来ません。
実施している学童保育クラブの保育内容を充実しつつ、学童保育クラブそのものを急いで増やし、待機児童をなくす対策を山口県内d得講じなければなりません。
国の財政支援を拡充しつつ、山口県独自の制度拡充を強く求めたいと思います。
私の4人の子どもたちも全員が学童保育のお世話になりました。
そのことに感謝しつつ、利用したものの一人として学童保育施設の拡充を強く求めたいと思います。
学童保育に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
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