高橋優さんがメジャーデビューした2009年から2015年までの曲を集めたベストアルバム「笑う約束」を聴いています。
「笑う約束」の通り、高橋優という歌手の貫くものが「笑う」ということだということがよくわかるアルバムです。
私は、本ブログの上段に「子どもらの笑顔が満ちる山口を」を書かせていただいています。
川柳の句集を出したお祝いをしていただいた時に、会場の正面に「よく笑う人がこの世を回してる」という私の句を書きました。
私が高橋優さんの歌に共感するのは、目指すものが「笑い」と共通しているからでしょうか。
「福笑い」には、「きっと世界の共通言語は、英語じゃなくて笑顔だと思う」とストレートな歌詞があります。
「福笑い」は、高橋優さんの原点であり、目指すものが一番ストレートに書かれた曲だと思います。
CMソングにもなっている「明日あきっといい日になる」にも「笑いあえたらいい日になる」「君が笑えばいい日になる」と「笑う」が重要な箇所で登場します。
「駱駝」には、「子どもみたいに笑えるかい?飾るんじゃなくてありのまんまで」という歌詞があり、ドキリとします。
高橋優さんは、人が笑い合えることを目指すからそれに逆行する社会を告発します。
「こどものうた」は鮮烈です。
「母:『いくらあやしても泣き止まないからブン殴ってみたの、やっと静かになったからパチンコに出掛けたの、愛おしい人が待っていたの』」
児童虐待の実態を炙り出します。
その上で「おかえり」は胸に沁みます。
「おかえり おかえり ここが君の帰る居場所(ところ)」「どこかで願っているよ 君が笑顔でいられますように」「世界で一番愛おしい ありがとう 今ここにいてくれて」
まずは、家族が笑顔で暮らせるように父として役割を果たそうと、高橋優さんの歌に励まされる私です。
「君が笑顔でいられますように」。年末年始、力を尽くそうと思います。
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