21日午後2時7分ごろ、鳥取県中部を震源とする地震があり、同県倉吉市と湯梨浜町などで震度6弱、宇部市で震度2の揺れを観測しました。
鳥取県の午後6時現在のまとめでは、県内で8人が重軽傷。同県三朝町では、86歳男性が行方不明になっています。
山陰地方では、1943年の鳥取地震は、マグネチュード7.2の地震により1083人が死亡しました。また、2000年の鳥取県西部地震ではマグネチュード7.3の地震が発生しています。
今朝の毎日新聞には、「政府の地震調査委員会は今年7月、中国地方でM6.8以上の規模の地震を引き起こす可能性のある活断層を公表。鳥取県内では「鹿野-吉岡断層」「岩坪断層」など4つの断層を挙げた。いずれも今回の震源からは離れており、「隠れ断層」が引き起こした可能性もある。」としています。
山口県には、周防灘断層など大規模な災害を発生させることが予想されている断層の存在が明らかになっています。
昨日発生した鳥取県中部での「隠れ断層」が引き起こした可能性のある地震は、山口県でも教訓としていかなければならないと感じました。
鳥取県を中心に、今日も多くの方々が避難生活を送っておられます。震災に遭われた皆さんに心からお見舞いを申し上げます。
山口県で汲むべき教訓を生かし、災害に強い地域をつくってまいりましょう。
昨日の地震をどう受け止めておられますか、ご意見をお聞かせ下さい。
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