今日のNHK山口放送局は、「山口県教育委員会は、学校給食での異物混入について、各自治体の教育委員会に対し、重大な事案を速やかに把握できるようにするため保護者に連絡した事案は必ず県教委に報告するよう求める通知を出しました。」と報じました。
NHK山口放送局の調査で、県内のすべての自治体の昨年4月から12月までおよそ異物混入事案が460件に上りました。
しかし、県教育委員会が把握していた数は、1割以下の40件にとどまっていました。
NHK山口放送局は「県教委は、学校給食の異物混入に対して学級単位以上で保護者に連絡した場合は必ず県教委に報告するなどとした基準をまとめ先月、各自治体の教育委員会に対し、通知を出しました。」と報じました。
県教委の担当者は、NHKの取材に対し「健康被害を及ぼすような重大な事案を速やかに把握できるようにし、被害の拡大と再発防止に努めたい」と話しています。
学校給食の異物混入の状況が市町教委から県教委に正確に報告されることは一定の前進だと思います。
一方で、県教育委員会は、昨年9ケ月の間に、学校給食の異物混入事案が県内で460件あったことい対する原因と再発防止策についての検討を市町教委と連携して行う必要があると思います。
私は、その検討の中に、学校給食の民間委託の影響はないのかの視点を入れるべきだと思います。
今回の通知を、県内で、教育の一環としての学校給食が前進する好機にしなければならないと思います。
また、安心安全な学校給食が子どもたちに日々届けられる好機にしなければならないと思います。
学校給食の問題について引き続き皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
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