議員日誌

JA山口中央が支所半減の提案行う

 県央部を中心としたJA山口中央の「組織基盤強化基本方針(案)-平成28年~平成30年」という資料を入手しました。

 地域の総代会の資料として最近示されたものです。

 この中に「第一次組織基盤強化再編強化方針(支所、営農センターの再編強化)」があります。

 具体的には、現行の23の支所を10支所にすることが提案されています。

 廃止支所については、ATMを当面設置するとしています。

 また、営農センターは、3か所に集約(本所構内に北部営農センターを、現阿東営農センターを存続、南部営農センターの新設)することが提案されています。

 JA山口中央では、この再編を平成28年2月から平成30年5月までに4次の再編を行うとしています。

 JA山口中央の示した資料には合理化を行う理由について「組合員の付託に応えるために『農業所得の増大』と『安定的な経営』の確立を基本に当JAが目指す姿を実現する」ためとしています。

 しかし、支所の半減と営農センターの大幅縮小は、農業の衰退を加速させることにならないか心配しています。

 私の実家のある宇部市楠地域でもJA支所の統廃合の話しが出てきています。

 私の元に、JA支所・営農センターの具体的提案が示されたものが届いたのは、JA山口中央に限られています。

 しかし、一JAの提案と軌を一にして、単位JAの支所・営農センター統合の提案が今後続くことが予想されます。

 一人ひとりの組合員さんが大切にされ、山口県農業が衰退しないよう、合理化は避けるべきだと私は思います。

 JA山口中央の組合員さんをはじめ、県内の組合員の皆さん、農業関係者の皆さん、支所・営農センターの統合をどうお考えですか。

 ご意見をお聞かせ下さい。

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