今日は、山口県PTA研修大会長門大会が行われ参加しました。
講演は、声優の増岡弘さん。
増岡さんは、サザエさんのマスオさんやアンパンマンのジャムおじさん役を務める声優さんです。
「サザエさん一家は幸福(しあわせ)みつけの達人ぞろい」と題して講演いただきました。
山口県PTA研修大会で講演をする増岡弘さん
増岡さんは、サザエさんのマスオさんを43年間、アンパンマンのジャムおじさんを28年間続けておられるそうです。
東日本大震災の時に、「アンパンマン助けて」と言って亡くなった子どもの存在を知り、これからも声優も仕事を誠心誠意行う決意を新たにしたと話す増岡さん。
サザエさんは、「飲み頃のお茶」のような番組だと出演者の声優さんと話をされているそうです。
増岡さんは、「サザエさんの家にはちゃぶ台と黒電話があります。私たちはサザエさんの暮らしを追い越したけれど、サザエさん一家は、足踏みしながら暮らしています。私たちが忘れかけている『幸福(しあわせ)の見つけ方』をサザエさん一家はみつけようとしているのではないでしょうか。」と話します。
増岡さんは、山形県のある中学校で講演をした時のことを話されました。
ざわざわする生徒たちの前で先生が「静かだと思う雰囲気を作ってくれ」と訴えます。
静かになった生徒に先生は「ありがとう」とお礼を言います。
今まで使った言葉が部屋の中に溜まっていくことをイメージしようと増岡さん。
言葉には温度があると増岡さん。熱湯のような言葉も氷点下のような言葉も相手を傷つけます。
不完全な人間が発する言葉なので相手を傷つけるこちがあるが、いい言葉を使うように努力しようと増岡さん。
言葉と対峙してこられた増岡さんならではの心に残る講演でした。
私はPTA活動の中で一番ためになるなと思うことは、このような講演会で著名な方のお話しをお聞きすることです。
今日もとても参考になるお話しでした。増岡さんありがとうございました。
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