環境NPO「気候ネットワーク」が一目でわかる「石炭発電所新設ウォッチ」をホームページで公開しています。
これによると、全国で石炭火力発電所の新規建設計画が計48基に上り、これらが全て稼働した場合、推計で年間約1億4100万トンの二酸化炭素が排出されることが分かりました。
この内、山口県内には、防府市に、2018年運転開始予定のエア・ウォーター&エネルギア・パワー山口((株)の発電所と宇部市に2023年開始予定の山口宇部パワー(株)による西沖の山発電所(仮)1号機があります。
24日付の読売新聞によると、環境省が地球温暖化を防ぐ観点から異議を唱えている石炭発電所が全国で5カ所あり、その内の一つが、宇部市の山口宇部パワー(株)による石炭火力発電所です。
世界ではいま、温室効果ガス削減のため「脱炭素」の大きな流れが起きています。
イギリスでは今月、2025ン’までに石炭発電所の「全廃」方針を明らかにしました。アメリカでは、既存・新設の発電所にCO2排出規制を導入。フランスでも発電所の閉鎖が進められています。
一方、安倍政権は石炭を原発と並ぶ「重要なベースロード電源」とし、推進する姿勢を見せています。
イギリスシンクタンクE3Gはこうした日本の秕政を、G7の中で唯一、石炭発電所を新設するなど「孤立」し、「国際的にも悪影響」を及ぼしていると指摘しています。
私は、温室効果ガス削減のために、「脱炭素」を進めるべきだと思います。
全国で進められている48もの石炭発電所の新設は中止すべきだと思います。
取り分け宇部市で進められている石炭火力発電所計画は、環境相からも異議が出されているものであり、ただちに中止すべきだと思います。
皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
No comments yet.
コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。
メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。