今朝のしんぶん赤旗日刊紙は、CMV22オスプレイの岩国基地配備に反対する取り組みについて次のように報じました。
「米空母艦載機部隊の機種変更に伴い米軍岩国基地(山口県岩国市)へのCMV22オスプレイ配備が計画されている問題で、安保破棄県実行委員会(石田高士代表)は27日、県に配備撤回を求める要請を行いました。対応した県岩国基地対策室の古谷勉次長は『オスプレイを含む航空機の安全性については、専門的な所見を有する国の責任において確保されるもの。配備の撤回を求める考えはない』と表明。今後は配備容認を表明した岩国市のほか、和木、周防大島両町の移行も踏まえ、対応方針を決める考えを示しました。参加者は、昨年11月の屋久島沖での墜落事故の根本原因も特定されておらず、米軍司令官も米議会の公聴会で『オスプレイの全面的な任務再開は2025年半ば以降。無制限の飛行運用には戻さない』と証言するなど米軍自身が安全性に疑義を抱いていることなども指摘。配備に反対するよう求めました。要請には県労連や県平和委員会の代表、日本共産党の河合喜代、藤本一規両県議らが参加しました。」
また、赤旗は、岩国市長の判断について次のように報じました。
「山口県岩国市の福田良彦市長は27日の市議会で、米海軍の垂直離着陸機CMV22オスプレイの米軍7ワイ国基地(同市)への配備を容認する考えを表明しました。日本国内や米本土など正解各地で墜落事故が相次ぐなかでの配備容認に、市民の不安が高まるのは避けられません。しかも、昨年11月に鹿児島・屋久島沖で発生した米空軍CV22オスプレイの墜落事故を巡っては米軍自身、『根本的な原因が特定されていない』と結論づけており、安全性の担保は示されていません。CMV22は空母艦載機部隊に組み込まれ、C2輸送機と交代します。岩国にはオスプレイの他に、空母艦載機仕様のF35Cステルス戦闘機も配備されます。配備時期は今年後半としていますが、米軍自身、全面的な運用再開が見込まれるのは来年後半以降としており、安全性に不安を残したままの配備とならざるをえません。米軍オスプレイは海兵隊型が普天間基地(沖縄県宜野湾市)、空軍型が横田基地(東京都)にそれぞれ配備されています。」
私は、昨日の申し入れに参加しました。
安保廃棄・岩国基地撤去山口県実行委員会石田高士代表が、要請書を渡しました。
左端が私です。
屋久島沖でのオスプレイの事故の状況を日本平和委員会の千坂事務局長からお聞きしました。
その事故が、岩国を含む山口県の上空で起こる可能性があるままの岩国市長の容認の判断であったと思います。
今日を含む近日中に山口県としても判断することになると思います。
米軍が全面再開は2025年後半と言っていることを重視した県の判断を望みます。
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