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宇部西高校を存続させる会が4回目の公開質問状を県教委に提出

 9日、宇部西高校を存続させる会(岡本清代表)は、 高校教育課に、第4回目の 公開質問状と追加の91筆の署名を山口県教育委員会提出しました。 

 署名は、合計で2万910筆となりました。

 提出された公開質問状は以下の通りです。

・・・

 2023年6月9日

山口県教育委員会
教育長 繁吉健志様

 宇部西高校を存続させる会
 代表 岡本清

 山口県立宇部西高校の募集停止(案)についての公開質問状

 山口県教育委員会におかれましては、山口県の教育行政の発展にご尽力のことと敬意を表します。
 さて、先日山口県立大大学付属高校の構想(案)が発表されました。これを受けて、「県立高校再編整備計画前期実施計画(2022年度~2026年度計画)」の中の山口県宇部西高校を令和6年度(2024年度)に募集停止する計画について、下記の通り3点ほど公開質問しますので、ご多忙の中とは思いますが、6月19日(必着)までに文書での回答を求めます。

 記

1、前回の質問で、宇部西高校の志望倍率が1.5倍また、入学志願者は1.2倍と定員を超える希望者があったことに対して「中学生が自分の興味・関心や将来の進路希望に応じて主体的に学校を選択した結果であると認識している。」と答えられました。中学校卒業見込み者は今後15年で3000人以上減少することが見込まれていますが、宇部西高校の学科等を再編し、中学生の興味・関心を引くものに再編すれば、学校の存続は可能であると考えます。実際に愛媛県では廃校予定であった松山南高校砥部分校の学科を再編し、学校存続へと案を変更いたしました。宇部西高校もパブリックコメントおよび地域説明会でも廃校反対意見が大多数を占めていました。山口県でも学科の再編、学校の存続へと案を変更することは可能であると思います。また、できない場合、なぜぜきないのか理由を含めて回答をお願いいたします。なお、令和4年12月6日付および令和5年2月10日付のおよび令和5年3月10日付のご回答では納得がいかないので、この回答以外納得できる回答をお願いいたします。

2、先日の報道で山口県立大学付属高校設立へ向けた動きが報道されていました。この中で付属高校は、新設ではなく、既存の高校を付属高校にする案が示されました。候補として野田学園高校、宇部高校、華陵高校、周防大島高校の4校が挙がっていました。その中で宇部高校については現状で、定員割れもなく、すでに様々な取組をされているので、特に県立大学の付属高校にする意味はないと思います。そこで、対案として宇部西高校を山口県立大学付属高校にするのはどうでしょうか。宇部西高校には福祉関連の系列があり、山口県立大学を目指す生徒が早くから、専門教育に触れる設備、環境は整っていると思われます。ぜひ、ご検討いただきたいと思います。
 また、付属高校を決定するのに、再編計画と同様に県民に周知徹底させるために、説明会およびパブリックコメント等を実施し、広く県民の意見を求める必要があると思いますが、そのような計画はありますでしょうか。代案を採用する可能性があるのかも含めてお答えください。

3、前回の質問状で宇部西高校の学籍に関するものや証明書等の発行について、移管する高校を決定し、適切に業務が実施できるように努めるとご回答をいただきましたが、問題等が起こった場合医はどこが責任を取って対処することには回答がございませんでしたので、山口県教育委員会が責任をもって対処すると判断してよろしいでしょうか。また、適切に業務を実施するには具体的にどのような方策を考えておられるのかお答えください。

以上

・・・

 私は、先の県議選で、宇部西高校の存続を訴えて再選を果たすことができました。

 公約実現の立場で、この質問状を生かし、6月県議会で質問を行っていきたいと思います。

 宇部西高校に関して皆さんのご意見をお聞かせください。

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