議員日誌

LGBT暴露禁止指針、山口県でも作成されていません

 昨日の山口新聞は、LGBT暴露禁止指針の作成状況について次のように報じました。

 「同性愛などの性的指向や性自任を本人の了解なく第三者に漏らす『アウティング行為』を巡り、共同通信が全都道府県と全政令市に対応を聞いた結果、禁止を定める職員向けのマニュアルなどを作成しているのは1割にとどまることが13日、分かった。禁止する条例はいずれもなく、検討中もゼロ。職場に行けなくなるなどLGBTと呼ばれる性的少数者の深刻な被害に苦悩する状況も出る中、行政の対応が遅れている実態が確認された。」

 「この問題では、2015年に一橋大法科大学院の男子学生が、同性愛者だと同級生に暴露された後に転落死する事案が発生。一橋大がある東京都国立市は18年、アウティング禁止を盛り込んだ条例を全国初めて施行している。」

 山口新聞は、三重県のガイドラインについて次のように報じています。

 「『第3条 カミングアウトや相談を受けた場合は、真摯に受け止める。アウティングはしない』。2月に都道府県で初めて三重県が策定した職員向けのガイドライン。LGBTなどの性的少数者に関して、職員としての姿勢や行動を6カ条にまとめ、アウティング禁止を明記した。」

 先日、宇部市が主催する人権学習セミナーに参加して「性の多様性について」学習しました。

 講師はトランスジェンダーのKさん。

 Kさん自身も自殺未遂の経験があり、男性から女性へのトランスジェンダーの方の自殺率が高いとKさん。

 茨城県は、「自殺対策計画」に性的マイノリティの問題を加えた改定を行っています。

 今回、共同通信が調査したLGBT暴露禁止指針の作成は急がれる課題だと感じます。

 山口県でも早急に対策を講じる必要があると感じました。

 必要な要請を今後、山口県に行いたいと思います。

 性的マイノリティの方々に必要な施策をお教え下さい。

 

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