議員日誌

住民こそ主人公

 京都市長選挙の結果は、私にも驚きでした。日本共産党が推薦した中村候補対自民・公明・民主・社民の「オール与党」が推薦した候補との争いで、「オール与党」候補が勝利しましたが、その差は、951票でした。

 「相乗り批判に大苦戦」(読売新聞)「自・公・民体制 岐路に」「共産手応え大善戦」(京都新聞)。このような報道がされたようです。

 中村候補は、現市政12年間での負担増・福祉と教育の切捨てが358億円にもなることを示し、同和行政の終結、高速道路計画の中止を主張。国保料の一世帯一万円の値下げ、最低賃金を「時給1000円」にする条例の提案を掲げ、市民の共感を呼びました。

 「住民こそが主人公」の立場でたたかえば、住民の共感は広がる。これが、京都市長選挙の教訓ではないでしょうか。それだけ、住民が国や自治体の主人公になっていない実態が広がっている証左でもあります。今年は、知事選があります。候補者選定はこれからのようですが、我が党は、「住民こそ主人公」の立場で堂々とたたかうのみです。

 沖縄では、米兵の逮捕者が相次いでいます。家宅侵入、飲酒運転。そして今朝、海上自衛隊のイージズ艦と漁船が衝突し、漁船の乗組員が行方不明になるという事件が発生したようです。あれもこれも、住民が不在になっている国の方向からくる事件・事故ではないでしょうか。今こそ、住民こそ主人公の国づくり、地域づくりが求められていることを痛感する昨今です。

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