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県が自宅療養者のための「健康フォローアップセンター」と抗原キット無料配布を発表

 8月7日14時現在の県内での療養者数は13099名となり、自宅療養者数は12573名と、県内で自宅療養者が1万人以上で推移する状況が続いています。
 このような中、山口県は、5日、休日・夜間における自宅療養者の症状変化時に迅速に対応するため、健康相談を行うとともに
オンライン診療等を行う新型コロナウイルス感染症による自宅療養者支援のための「健康フォローアップセンター」を設置したことを明らかにしました。
 健康フォローアップセンターは、7日から運用が開始されています。
 相談を受け、患者の症状等に応じてオンライン診療を実施します。入院が必要な場合は保健所に緊急連絡し、対応を引き継ぎます。
 対応時間帯は、保健所閉庁時の夜間(平日17時15分から8時30分)及び休日(土曜日・日曜日・祝日の24時間)です。
 センターの連絡先は、自宅療養者に個別に連絡し、対外的には非公開とします。
 尚、平日の日中における自宅療養者からの健康相談は、保健所が対応し、必要に応じ、診療先を調整することとしています。
 詳細は、県健康増進課新型コロナウイルス感染症対策室(電話083ー933-2490)にお問い合わせください。
 日本共産党山口県委員会と県議団は、8月1日、「新型コロナ『第7波』から、県民のいのちを守るための緊急要請」を村岡知事に行いました。
 この中で、「1万人を超えた自宅療養者については、漏れなくサポートが行き届くよう必要な体制強化に取り組むこと。」を要請しました。
 私は、要請を行った一人として、自宅療養者の健康状況をフォローする「健康フォーアップセンター」が開設されたことは評価します。
 その上で、宿泊確保居室が671室ありながら、宿泊療養者は7日現在で221人と使用率は3割台です。可能な限り、宿泊療養を増やし、可能な限り、自宅療養者を減らす努力を行うことを県に求めたいと思います。
 6日に、2人の死亡が発表されました。感染拡大の中で、死亡事案が生まれています。
 自宅療養者の健康チェック体制の強化や介護施設での職員や入所者に対する頻回検査体制の構築も重要だと感じます。
 5日、県は、抗原検査キットを無料配布する体制を整備したことを発表しました。
 対象者は県内在住の20歳から50歳未満の方のうち、熱が37.5度未満や軽いのどの痛みなど、症状がごく軽い方で、かつ、糖尿病や高血圧などの基礎疾患がない方(妊婦は除く)です。
 7日から毎日、午前10時~午後5時までインターネットにより受付ます。県のWEBページから受付専用窓口にインターネットで申込ください。
 自宅に抗原検査キットを送付し、本人が自己検査を実施します。検査結果が「陽性」となった場合は、本人から「抗原検査キット・陽性者登録センター」に連絡ください。
 センターの連絡先はキットに同封し、受検者に伝達します。
 申込多数の場合は、配布できないことがありますのでご了承ください。
 無症状で感染に不安があり、検査を希望される方は、市町を受付窓口にしている集中PCR検査をご活用ください。
 詳しくは、県健康増進課新型コロナ感染対策室(電話083-933-2490)までお問い合わせください。
 日本共産党は、先述した通り、8月1日に緊急要請を行いました。
 この中で、「無料PCR等の実施場所を県の責任で広げ、県内のどの地域でも、いつでも予約なしに身近な場所で受けられるようにするとともに、コロナの収束まで継続すること」を要請しました。
 私は、要請を行った一人として、無料で抗原キットを配布する取組がスタートしたことを評価したいと思います。
 その上で、可能な限り、精度の高いPCR検査を無症状の方にも、無料で、身近な場所で行える体制を更に拡充していくことを引き続き求めていきたいと思います。
 新型コロナウイルスの「第7波」が猛威を振るっています。
 この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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