議会だより

厚東川通信No363(2013年12月15日)

11月県議会は山本知事が欠席のまま開会

 

病状公表は知事が判断すべきと副知事

 

美祢ジオパークに県支援会議設置

 

 藤本県議は、四日、一般質問で登壇しました。
 まず、知事の健康問題について質しました。十一月県議会を山本知事が病気療養のため欠席しました。藤本県議は、「職務復帰を危ぶむ声がある」ことを指摘しました。
 藤部副知事は「知事は現在、療養に専念しているが、一日も早く回復し公務に復帰したいという強い意向を示されている。その強い意向を最大限尊重したい」と答えました。
 また、病状を明らかにすべきとの質問については、「どのように公表するかは基本的に知事本人が判断すべきだと考えているし、知事の意向に沿って対応していく」と答えました。
 次に、医療ケアが必要な子どもたちの校外活動への看護師の同伴について質しました。田辺教育長は「看護師の同伴が出来るかどうか研究をはじめたい」と答弁しました。
 次に、美祢ジオパークへの県の支援について質しました。藤井総合企画部長は、県庁内に、「県美祢ジオパーク支援会議」を設置したことを明らかにしました。具体的な支援策は、今後、この会議の中で検討されていくものと思われます。

 

   11月県議会で一般質問を行う藤本県議

 

岩国市長の空中給油機先行移駐受入表明受け

 

県議会総務企画委員会で審議

 

 藤本県議は、九日から行われた総務企画委員会で空中給油機部隊の岩国基地への先行移駐受け入れ問題を取り上げました。
 九日午前中に行われた岩国市議会全員協議会の場で福田市長は、普天間移設の見通しが立った後にという受け入れ条件を変更するものではないと前置きをしながら、「沖縄の負担軽減などを考慮して来年の移転を認めたい」と先行移駐受け入れを表明しました。藤本県議は、福田市長の意見表明を県はどう受け止めるか質しました。
 磯村岩国基地対策室次長は「議会との協議を経た、岩国市の意向を待ちたい」と述べました。
 十日、読売新聞は「山口県も受け入れに向けて最終調整しており、十六日にも福田市長や藤部副知事らが上京し、国に考えを伝える。」と報じました。藤本県議は、この報道の真相を質しました。
 磯村室次長は「今後、県議会の意見、地元の意見、国の考えを見極めて、県の意向を明らかにしたい」と述べ、県の意向はこれから集約していくとの考えを示しました。

 

真締川浚渫工事大きく進む

 

   藤本県議は、宇部県土木建築事務所に対して、時田宇部市議とともに、真締川の浚渫工事を進めるよう求めてきました。
 今年度は、これまでになかった広範囲でこの程、工事がほぼ完了しました。

    浚渫工事が大き進んだ宇部市真締川

 

一気

 

六日深夜に、秘密保護法案が自民党公明党の強行によって可決しました。万感の怒りをこめて抗議したいと思います。悪法を撤廃するために全力を尽くしたいと思います▼沖縄県の地域安全政策課の中林主任研究員が「特定秘密保護法案に関する研究」という論文を発表しました。沖縄県への影響として「自衛隊及び米軍の運用に関して県や市町村、県内報道機関、市民団体等が実施する調査等が規制の対象になる可能性がある。」と書かれてあります▼山口県にも基地や原発の計画があります。国が特定秘密と決めれば、その情報を入手することは出来なくなる可能性があります。私は、県議会・総務企画委員会でこの点を指摘しました。藤井総合企画部長は「原発や基地問題など、必要な情報は今まで通り国から提供されることが望ましい」と秘密保護法の懸念をを示しました。

トラックバック

コメントはまだありません

No comments yet.

コメント

コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。

メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。