米軍佐世保基地内に米軍の低レベル放射性廃棄物が保管されていることが明らかになったことに続いて、自衛隊の郡山駐屯地(福島県)、横須賀(神奈川県)、百里(茨城県)、岩国基地の4ヶ所、米軍が神奈川県の厚木基地の合計5ヶ所に新たに保管されていることが判明しました。
この放射性廃棄物は、東日本大震災に米軍が「トモダチ作戦」と称して行った「軍事作戦」で福島第一原発事故の影響地域で発生した放射性廃棄物を保管しているとの報道です。
本日、安保条約廃棄・岩国基地撤去岩国地域実行委員会(米重政彦代表)は、福田岩国市長に対して、「基地内への放射性廃棄物保管報道について」とする申し入れを行いました。
申し入れ書では、「たとえ低レベルとはいえ岩国基地に市民に何の報告もなく『放射性物質』を運び込むことは許しがたい暴挙」として次に点を申し入れました。
①放射性廃棄物の種類、線量、保管方法など調査し、市民に公表すること。
②放射性廃棄物の発生の状況、保管場所、米軍が発生させたものか、自衛隊が発生させたものか等、情報を公開し隠さないで明らかにすること。
③国に対して放射性廃棄物の今後の取り扱いを明確にし、処理方法を公開させること。
④国、米軍、自衛隊に抗議し撤去を申し入れること。
申し入れの結果については詳細は聞いていません。分かれば後日報告します。
私は、本日、県担当者に、岩国基地での事実関係を国に照会し、必要な対応を行うよう求めました。
その結果についても後日報告していきたいと思います。
この件に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
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