議員日誌

議会が終わりました。

 議員生活、17年目、最初の議会が終わりました。一般質問だけで考えても65回目の発言をしたことになります。

 久間大臣は、「しょうがない」で辞めましたが、この発言は、21万人以上の命を奪った原爆投下を容認するものであり、絶対に認められるものではありません。辞任は当然ですが、安部首相の責任を今度の参議院選挙で大いに問うていきたと思います。同時に、私は、この発言を聞いて、私自身、何事もしょうがないで済ますことなく、何事にも積極・果敢に対応していきたと決意を新たにしました。

 この点で、今日取り上げたいのは、宇部港への自衛隊護衛艦「さざなみ」の入港と歓迎会の開催です。

 自衛隊護衛艦「さざなみ」が二十七日、宇部港に入港し、同日夜歓迎会が行われます。

 今、全国の商業港への自衛隊艦船の入港が相次いでいます。各地で歓迎行事が開催されていますが、自衛隊と市民の距離を近づけるのげ狙いです。

 今回入港する艦船「さざなみ」は、最新鋭の戦闘艦です。「さざなみ」は、敵艦攻撃のためのミサイルと航空機を迎撃するためのミサイルと潜水艦攻撃用のロケットを配備した、攻撃能力の高い艦船です。

 今、自衛隊は、米軍再編の中で、アメリカ軍との一体化を強めています。その意味で、自衛隊艦船の商業港入港は、アメリカの戦争に日本が協力する機運を醸成する狙いがあることもうかがえます。

 私は、自衛隊艦船「さざなみ」の宇部港への入港に反対します。

 同時に、二十七日の夜に行われる歓迎会の運営に、私は、疑問を持ちます。私の所にも、歓迎会の案内が届きました。封筒の差出人は、宇部市長 藤田忠夫 宇部・山陽小野田自衛隊協力団体 代表 伊藤隆司 と書かれてありました。

 案内文には、「平素から、市政の推進に対しましては、格別のご理解とご協力を賜り心より厚くお礼を申し上げます。」と書かれてあります。この言葉は、明確に市長としてのあいさつであり、この歓迎会が市長主催で行われることは明白です。

 連絡先は、自衛隊山口地方協力本部 宇部地域事務所 所長 大廣敏浩と書かれてありますが、案内文の中にも、明確に、藤田市長が主催者として名を連ねています。

 私は、市長が、護衛艦「さざなみ」入港歓迎会の主催となるべきではないと考えます。

 来週早々にも、日本共産党北南地区委員会として、この問題で、藤田市長に申し入れにいく計画です。皆さんのご意見をお聞かせください。

 

 

トラックバック

コメントはまだありません

No comments yet.

コメント

コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。

メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。